【摂食障害と食べたいモノ】ホントに食べたいものが食べられるようになるプロセスとは

*先日のお取り寄せパン。3種同時に食べるのです(笑)。

カウンセラー中村綾子です。

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◆メルマガ読者さまからのご質問◆

私はウィンナーが大好物なのですが、どうしても食べる事ができません。安いウィンナーならホントにたまにですが、なんとかいけます。

でも自分が本当に美味しいと思っているウィンナーは食べられないのです。

同じようにパンや和菓子も、特に思い入れのないようなものなら食べられるに、心底食べてみたいものには手を出せないのです。

自分の中で特別なものとなってしまって、それを自分に与える事が罪悪感なんです。

罪悪感。。。
きっと、「食べる罪悪感」を抱いている方は、摂食障害と診断されている方もされていない方の中にも、とても多いんじゃないかなと思っています。

私が摂食障害の頃、ホントに食べたいもので、食べていなかったものって何だっただろう???と記憶をたどりながら、思いだしてみました。

すると、いろんなものが思い出されていきました。
それが、どうやって変わっていったか・・・そんな変化のプロセスについて書いていきたいと思います。

公認心理師・中村綾子
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摂食障害時代:ホントは食べたいのに避けていたモノ

いっぱいあります。
今、好きなもの=摂食障害時代に避けていたもの です。

つまり・・・

美味しいパン
アイスクリーム
ケーキ
ご飯(米)
パスタ

などなど。

私は、元々甘いものがすきで、パンが好きで、ご飯が好きなんです(笑)。
つまり炭水化物。

私の身体は炭水化物で出来ているのか?と思うくらい、私が好きなものは、だいたい炭水化物です(笑)。

でも、摂食障害時代は、炭水化物なんて敵!太る!と思って、ホント怖かったし避けていました。

摂食障害時代:食べたいものを許せるようになるプロセス

長ーい年月がかかりました。

・過食が始まったり
・体重増加が止まらなかったり
・栄養学的なアドバイスを求めたり
・テレビのダイエット情報を鵜呑みにしたり
・人工甘味料やダイエット食品にハマったり
・食べたもの全部書き出したり
・プチ断食したり

その間、転院を繰り返して。。。
もう何をやっていたんだか・・・と今なら思いますけれど、当時はどうしたいいか分からなかったのです。

摂食障害の経験者に出会いたかったですが、それは叶わなかったですし。

でも、食べたいものが許せるようになっていった理由は、

諦めたから。

痩せている自分も
スゴイ!と思われる自分になることも。

そして、思い出したから。

ぽっちゃりしていたけれど、元気いっぱいだった高校時代。
楽しく笑いすぎて、翌日腹筋が痛い・・・というほど充実していた高校時代。
「太るー!」と言いながらも、苦しいほどに食べ続けたケーキバイキング。
「もう、痩せなきゃ!」と決意したはずなのに、すぐにまたケーキバイキングを見つけて、いつ行く?と盛り上がってしまった時代。

全然、キレイでも痩せてもいなかったけれど、かけがえのない楽しい日々があったことを、思い出したのです。

たくさんのいい友達がいて、悩みも不安もイヤなこともあったけれど、摂食障害で孤独にカロリーに悩んでいる次元とは全然違って、充実していた日々がありました。

そんな日々をリアルに思い出していくとき、だんだん気づいていったのです。

痩せていなくてもいいかな。
別に、もともと痩せ体型ではなかったんだし。

スゴイって言われる仕事につかなくてもいいかなぁ。
頑張り続けることに疲れちゃったし。

食べてもいい
美味しく食べて太るなら、
それは仕方がないかもしれない。

だから、
美味しくないものを無理やり食べて、必死で体重を保っているよりも、
美味しい!!って、昔みたいに笑って食べたい。

だんだん、少しずつ
いろんな気持ちの変化とともに、

食べていいのかなぁ。。。
でも。。。。

という行ったり来たりがあったのです。

*今、こうしてブログに書くと、あっという間の出来事でカンタンだったように感じられると思いますが、これが何年も続くプロセスです。

まとめ:「食べたい!」を許すことは、ホントの自分を許すこと

摂食障害は、ココロの病気。

何度、こうした言葉をこのブログではお伝えしているでしょうか?
このブログをずっと読んでくださっているあなたのココロには、ホントに届いているでしょうか?

食べたい!という心の訴えに、素直に従えるようになることは、ホントのありのままの自分を許せるようになることです。

ありのままの自分が、どんな自分なのか。
それは、あなた自身が1番よく知っていることです。

どんな自分なのか。

そして、どんな自分であっても、受け入れる。
そんな自分へのやさしさこそ、大事なものではないでしょうか?

ふと、卒業クライアント様の声を思い出しました。

「人に対しては優しく接してきたけれど、自分に対しては相当厳しかった。
いじめ抜いてきたなと感じます」
くわしくは、こちらの記事をご覧ください。