摂食障害の家族相談

【摂食障害と薬】副作用で体力低下?フラフラになった実体験

拒食症と過食症の睡眠薬や抗うつ剤の副作用。太るだけじゃないキケンな依存性

摂食障害時代の《実話》。こんな副作用、事前に説明は無かったような…。

摂食障害専門カウンセラー中村綾子です。

今回のブログ記事は、先日の 「【拒食症・過食症】ホントに『脳の病気』? 薬を飲む前に知っておきたかったこと」 の続編としてお読みください。

やはり、摂食障害で薬を飲んでいる方は、

よく知らないまま
処方されたから
今がとにかくつらいから…

といった理由で、処方された経緯を深く考える余裕がないまま、服用を始めてしまっている方が多いのではないでしょうか。

そこで今回も、引き続き「薬」についての情報をお届けします。

特にお母様方からよくご質問いただく「副作用」についてです。

副作用には長期的なものと短期的なものがありますが、今回はあえて「短期的な副作用」に絞ってお話しします。

(※長期的な影響については、以下の動画で詳しく解説しています)

▼摂食障害と薬

【動画教材】摂食障害と薬
【拒食症・過食症と薬】メンタル薬の副作用は大丈夫?薬で不安な心は治るの?摂食障害専門カウンセラーが、回復の道を解説します!

摂食障害で「体力がない」のは、実は薬の副作用?

精神科・心療内科の薬の副作用は危険

*自転車に乗るのがしんどくなって、歩いて駅まで向かおうとしたものの…

これは、私の実体験に基づいたお話です。

大学院時代、私は自宅から最寄駅まで自転車で行こうとしていました。

ですが、体がフラフラでどうしても自転車を漕ぐことができず、その場で倒れてしまったことさえあります。

この出来事だけを見ると、 摂食障害で「自転車に乗る体力さえなくなっている」 と考えられがちです。

しかし、後から振り返ってみてわかったのは、それは体力低下ではなく、明らかに【薬の副作用】だったということです。

原因は、強い「眠気」でした。

当時、不眠を訴えていた私は、睡眠薬や安定剤などを非常に多く服用していました。

(もちろん、すべて医師に処方されたものです)

朝、頑張って起きようとしても起きられなかったり、電車で寝過ごしたりするのは日常茶飯事。

そして、ついに「自転車に乗れない」という異常な状態にまで陥ってしまいました。

保険診療の限界:短時間・質疑応答だけの診察では気づけない

しかし、当時通院していた病院の診察は、多くのクリニックと同じように「超短時間の、簡単なもの」でした。

夜は眠れるか?

イライラするか?

過食はあるか?

まるでチェックリストを埋めるような、質疑応答だけの診察。 副作用を疑うどころか、詳しい状況を伝えたいという気持ちさえ、ぼーっとした頭の中では湧いてきませんでした。

「自転車に乗れない状態」が副作用だとは思いもよらず、その後も大量の薬の処方は続き、結果として、どんどん治りづらい状況に陥っていたと感じています。

摂食障害の薬を飲み続けていると、

どこまでが摂食障害の症状なのか?

どこからが薬による副作用なのか?

その区別は、ご本人にも家族にも、非常に難しくなります。

だからこそ、薬を飲み始める前には、できるだけ慎重に、納得できるまで検討していただきたいのです。

そのためには、症状だけを追うのではなく、「日常生活の様子や、本人の気持ちを丁寧に聞き取ってくれる病院・医師」を選ぶことが、何よりも大切ではないでしょうか。

病院の選び方についてはこちら
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【動画教材】摂食障害:病院のえらび方
【摂食障害と入院/通院】総合病院・大学病院・精神科病院、メンタルクリニックの違いと特徴。摂食障害専門カウンセラーが10年以上のカウンセリング経験と自らの克服経験から解説しました

特に動画の中の(3)、カウンセラーがお薦めする病院の「使い方」は、必見です。

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