摂食障害専門カウンセラー中村綾子です。
夏休み、お疲れ様です。
お母様にとっては、
「家にずっといるのか…。」
「早く新学期が始まってほしい。」
そんな気持ちになる時期かもしれませんね(笑)。
今回は、
夏休みの過食対策
についてお話しします。
拒食から急激な過食への変化
夏休み、お嬢様が家にいる時間が増えると、
「アイスクリームやお菓子の買い置きはどうすべきでしょうか?」
というご相談が増えてきます。
家にあるから食べてしまう。
だから隠した方がいいのでは…。
そう考えてしまうお気持ちは、とてもよく分かります。
でも、家の中を「食べ物のない状態」にしたり、食べ物を隠すことは、私はおすすめしていません。
【1】過食は「家に食べ物があるから」起こるわけではありません
過食は、目の前に食べ物があるから起こるのではなく、
抑えきれない心の衝動です。
そして、その衝動には背景があります。
私が過食で苦しんでいた頃も、母は買い置きをやめませんでした。
食べ物を隠すことも一切ありませんでした。
「隠したところで、解決しない。」
そう考え、いつも通りの生活を続けてくれていたのです。
食べ物をなくすことではなく、
心の問題と向き合うこと。
それが回復への第一歩です。
【2】「いつでも食べられる」という安心感で、過食が減る
「これを食べたら、もう無い。」
そんな状況は、不安を強くしてしまいます。
逆に、私が大好きだったハーゲンダッツを5個まとめて買った時、
「まだある。」
という安心感がありました。
冷凍庫を開けて眺めているだけで、心が少し落ち着いたこともあります。
(過食がありながら、一人暮らしをしていた頃の実話です。)
過食を目の前で見ることは、お母様にとって本当に苦しいことです。
買い置きのルールを変えることは勇気がいることかもしれません。
それでも、「普通の家庭」と同じような買い置きを続けることが、結果として安心感につながります。
【3】夏休みは「食べ方」を見直すチャンスでもあります
夏休みは、お嬢様が家にいる時間が長くなるため、
過食が増えてしまうこともあります。
でも一方で、
食べ方や生活リズムを見直しやすい時期でもあります。
学校が始まると、給食やお弁当、部活動など、自分では変えられない生活リズムがあります。
だからこそ、時間にゆとりのある夏休みは、正しい食べ方を学び、新しい習慣を始めるチャンスでもあるのです。
ただし、焦って自己流のダイエットを始めることはおすすめできません。
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