摂食障害の将来への不安。悩んだら本を読もう!

摂食障害専門カウンセリング
中村綾子です。

この先、どうなるんだろう?
私の人生、このままなのかなぁ。
どうやって生きていったらいいんだろう?

摂食障害真っ最中の頃、こうした悩みは尽きないことかもしれません。
グルグルぐるぐる頭の中で回って、苦しくてたまらない。。。
特に夜になると、こうした不安が襲ってきて過食につながることもあるかと思います。

何も手につかない不安から、「ちょっと何かやってみようかなぁ」へ。
そこまで変化した後、本を読むことをオススメします。

1日●ページ読むとかノルマなんか決めずに。
ただ、パラパラと。

なんとなく気が向いた時に、本屋さんに行って。
なんとなく目に留まった本を手に取って。
気に入ったら、購入して、家でじっくり読んでみる。

その繰り返し。

繰り返していくうちに、「生き方」が見えてくるかもしれません。
「こんな方法もあるんだ!」と新しい発見につながるのかもしれません。

私は、カウンセラーとして仕事をしている今も、たくさんの本に救われています。

大きなきかっけをくれた本をご紹介します^^

■「可愛いままでこう働く」(宮元佳実著・WAVE出版)

同じ愛知県出身という記載に、すぐに親近感が沸きました。
この本よりも先に出版された「可愛いままで年収1000万円」。
かなり話題作になっていたので、ご存知の方も多いかと思います。

この本を手に取ったのは、私が迷いの真っ只中にいた時でした。
2016年夏。

カウンセラーとして起業し、予想以上に順調に仕事は進んでいました。
順調だからこそ、多くのクライアント様への対応に悩んでいました。

当時は、午前は自宅での電話・スカイプカウンセリング。
午後から、ホテルラウンジでの対面カウンセリング。

ホントは、お会いして話す対面カウンセリングのほうが効果的です。

でも、ホテルラウンジには時間的にも場所的にも、いろんな制約がありました。
そのため丸1日利用することは、ほぼ不可能でした。

カウンセリングオフィスを持ちたい。。。

そんな想いがフツフツと湧き出していた頃、この本を手にしたのです。
そして、この一文が、私の行動を変えました。

著者の佳実さんが、レンタルサロンから事務所を借りる、という場面です(85ページ)

名古屋駅からほど近い、可愛いオフィスビルの一室で、家賃は8万円くらいだったと思います。

私は、この本を自宅のソファでゴロゴロしながら読んでいました。
でも、この一文を目にした瞬間、立ち上がって、自分のノートパソコンを開いていました(笑)!

その証拠写真がこちら^^

フセンが、上記の85ページに貼ってあります(笑)。

そして、その時のネット検索で見つかったのが、今のカウンセリングオフィスです。

実は、以前にもオフィスを借りようとネット検索をしたことはありました。
その時は、店舗を借りようとすると、かなりのお金がかかることが分かり、到底無理・・・と半ば諦めていました。

けれど、本から経験談に触れ、家賃が当初考えていた金額とぴったり一致しました。
「見つかるかもしれない!」と思えたからこそ、ちがう気持ちでネット検索が出来たのだと思います。

・・・

一冊の本が教えてくれること。

それは「生き方」かもしれません。

食べることは、生きること。

もっとラクになりたい。
もっと自由になりたい。

そう願うなら、「食べていいんだよ」と自分で自分に許可を出してあげて欲しいのです。

「食べていいんだよ」。私の想いを、ぎゅっと詰めました。