カウンセリング選びは学校選び

2020/05/28修正

摂食障害専門カウンセリング
中村綾子です。

摂食障害の回復まで長くかかってしまう理由の1つに、
「治療者えらびの難しさ」があります。

病院のホームページを見ても、
「摂食障害」という単語が記載してあれば実際に受診してみるしかなく、

医師プロフィールを見ても、
出身大学だけで何も分からず、

選ぼうと思っても、
どう選んだらいいのか分からない、というのが現状かもしれません。

私自身も安易な考えで、安易な転院を繰り返してきました。

だからこそ、私がカウンセラーという立場になった時、
ちゃんと想いをカタチにして伝えていこうと思ったのです。

それが、毎日のブログであり、このメルマガです。

今回は私の考える摂食障害専門カウンセリングについて、
「選び方」の3つのポイントをお届けします。

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(1)カウンセリング選びは学校選び

(2)ルールを守るということ(合わせる)

(3)カウンセリングの卒業は摂食障害の卒業

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(1)カウンセリング選びは学校選び

受験する前、どこの学校にしよう!?と迷いますよね。

パンフレットを読んだり
卒業生に聞いたり
レベルを調べたり
学校見学に行ったり・・・

パッと見ただけで「この学校!」と即決しないはずです。

カウンセリング選びも同じです。

「近いから」
「安いから」
「カンタンに治りそうだから」

そんな想いで、選ぶことは間違いなのです。

じっくり読んで
じっくり考えて
じっくり「カウンセリングに通う自分」をイメージして

選ぶために時間をかけてほしいのです。

幼いお子さんがいるなら、
カウンセリング日に、その子を誰に預かってもらうのか

介護の必要な高齢者がいるなら、
昼間の数時間、1人にして大丈夫なのか

帰宅が遅くなった時、
家族の夕飯はどうするか・・・etc.

「カウンセリングに通う自分」をイメージするからこそ、
具体的な場面を想定して考えて欲しいのです。

(2)ルールを守るということ

社会の中で生きていくということは、
ルールを守るということです。

私の摂食障害専門カウンセリングでは、
社会復帰をとても大事にしています。


そのため、カウンセリングでも、ルールを守っていただくことが大前提です。

予約変更が繰り返されたり
ドタキャンがあったり

これらが社会の中で容認されないのと同様、
私のカウンセリングでも好ましく思っておりません。

そして、摂食障害は難病なのです。

難病を治したいのであれば、
治ることを最優先することが必要だと考えます。

治ることを最優先するために、
これまで続けてきた「何か」を諦めることが必要になるかもしれません。

治ることを最優先するために、
過去の束縛から自由になることも必要かもしれません。

治ることを最優先するために、
家族全体の取り組みも必要なのです。

そこまで、考えることができていますか?


(3)カウンセリングの卒業は摂食障害の卒業

摂食障害が治るとは、

・症状ゼロ
・安定した社会生活が送れること

この2つが「治った」と言えることだと思っています。

症状が無いから、「治った」と言えるものではありません。

なぜなら、ブランクが長いほど、社会復帰へのハードルが高いからです。
社会復帰時に、再び症状が出てしまうことが多々あるからです。

私の摂食障害専門カウンセリングでは、
上記の「治った」といえる状態になることが、卒業だと思っています。


この考え方も、学校の卒業と同じです。

学生さんが「私、卒業します!」と言ったから卒業証書がもらえるものではありませんよね?

必要な単位
必要な出席日数

これらを満たし、
学校側が認めた場合に限り、卒業になるのです。

私の摂食障害専門カウンセリングも同じです。

(2)で記載したルールを守ることが出来ていることや、
安定した社会生活の中でも、症状が出ないことを見守った後、
カウンセリングの卒業を考えていくのです。


摂食障害が長期化し、とても治りにくくなっている方の特徴があります。

中途半端な治療です。

自宅療養なのに、外出やバイトが自由だったり。
当たり障りのない会話が、「カウンセリング」だと思い込んでいたり。
「安定」していないのに、治療終了になっていたり・・・。

症状が出ると、すぐにダウン。
症状がないと、すぐに仕事。

長期化している方は、
こうした激しいアップダウンを続けてしまっている印象があります。

だからこそ、私の摂食障害専門カウンセリングでは、
「安定」をとても大事にしているのです。

・・・

カウンセリング選びは、学校選び。

あなたの考えと一致していたでしょうか?

「選ぶ」ために真剣に考えることも、
あなたの心と向き合うことの1つです。

過去の私みたいに、安易な転院を繰り返してほしくないからこそ、
この話題を取り上げました。

治る道すじ、こちらで再確認してみてください。