「痩せ」への執着。「可愛くない」という思い込み

摂食障害専門カウンセリング
中村綾子です。

自分なんか、可愛くないから、せめて痩せていないといけない。

キレイじゃないのに、これで太っていたら、何もかもダメになってしまう。

特技もないし、何もないから、せめてスタイルだけでも・・・etc.

とっても多いです。
「自分なんか、可愛くない」という思い込み。
そして、「だから、痩せていないといけない」という思い込み。

「痩せ」への執着は、
「キレイになりたいなぁ~」という憧れとは違います。

「痩せていなければいけない」というとても根強い・根深い気持ちなのです。

そして、これが摂食障害の負のループに陥るパターンです。

可愛くないという思い込み

 ↓

痩せていなければいけない

 ↓

痩せ始める

 ↓

痩せても、周りから何も言われない

 ↓

もっと痩せたい

 ↓

痩せすぎになっても止まらない・・・

痩せても痩せても、周りから何も言われなかったり、
痩せても痩せても、自分で満足できなかったり、
ギスギスした身体と心になって、怒りっぽくなったり・・・etc.

結局、負のループに陥るだけで何も変わっていかないのです。
大事なのは、「思い込み」に気付くこと。
そして、「思い込み」を変えていくこと。

「思い込み」は変えられるのです!

■「可愛くない」という思い込み、いつからですか?

摂食障害専門カウンセリングで、とてもとてもよくあるのが・・・

幼い頃、両親から言われた言葉

悲しいですよね。。。
そんなことを言われ続けてきたなんて。。。

姉妹や近所の子と比べられて、
「あの子のほうが、可愛い」と言われ続けてしまった過去。

「ぽちゃぽちゃ」
「まんまる~!」

かわいいという表現だったかもしれないけれど、
傷付いてきた数々の言葉。

まずは、それを洗い出していきましょう。
思い出すことも、わざわざ言葉に出すことも、大切な作業です。

その作業こそ、向き合うことだからです。

■「可愛くない」は、ホントですか?

だれかと比べて、
目が小さいとか、

だれかと比べて、
鼻が低いとか、

そんな「ちがい」を「可愛くない」理由だと思っていませんか?

ホントは、「ちがう」だけなのです。

過去には「可愛くない」と言われたことがあったかもしれないけれど、
あなたがそのまま思い込む必要なんて無いのです。

「可愛くない」と思い込んでいるから、
メイクにも、服にも、「どーせ、私なんか」と無頓着になっていませんか?

だから、悪循環が始まっているのです。

■「可愛くない」を変えるコツ

上記の2項目で、「可愛くない」が思い込みだったと気づいたら、
ようやく変化のスタートです。

カワイイ!

そう自分で、自分に言い続けること。

さらに、「可愛い人しかに合わないモノ」を意識的に選んでいくことです。
これからの人生は、「カワイイ人」として生きていくことを、自分で決めるのです。

それだけですから^^

まとめると・・・

「可愛くない」という思い込みから抜け出す方法

(1)過去を洗い出す
(2)思い込みに気付く、思い込みは変えられると気づく
(3)「カワイイ」と思い込む

そんな3つ。
たった3つ!

このメルマガを読んで変わっていく人と変わっていかない人。
必ず両者がいます。

変わっていくのは、今すぐ上記の(1)~(3)に取り組む人。
それだけで、その後に大きな差が生まれるのです。

それは、治る人と治らない人の違いに通じます。

共通キーワードは【毎日】です^^