摂食障害専門カウンセリング中村綾子です。
「摂食障害」という病名で、いろんな状態・症状があるのに、「ひとまとめ」に片付けられてしまっていませんか?
拒食でも過食でも過食嘔吐でも、食べるもの・避けるものは、人それぞれです。
私は、拒食だけの時、甘いものを極端に避けた食生活を送っていましたが・・・
中には、「甘いものしか食べない」という拒食の方もいらっしゃいます。
拒食症・過食症:太りたくない、太るのがこわい。でも…
でも、甘いものを食事代わりにしてしまう。
もしくは、極端に制限した食生活だからこそ、ある日突然大量の甘いものを食べてしまう。。。
治ろうとした時、
甘いものへの極端な考え方が続くと、
「全く食べない!」と頑なになっているか
「食べても食べても終わらない」と歯止めがきかない状態に陥るとか
「オーガニックのものしか食べない!」と新たな制限になるか、
「普通の量が分からない!」と食事量同様に悩むか・・・いろんなことが起こってきます。
一旦、普通から離れてしまった後には、
いろんな葛藤や苦しさがあるのは当然です。
大事なのは、そうした「葛藤や苦しさ」から逃げないことです。
分からないから、悩むということ。
変わりたいから、悩むこと。
変わろうとしても変われないから、葛藤が生まるということ。
こうした感情の1つ1つは、摂食障害の回復にとって、大切なプロセスなのです。
甘いものから自由になるとは、決して、甘いものを食べなくなることではありません。
甘いものと、「上手く付き合う」ことが、当たり前になることです。
先日の私のおやつ^^
最近のハマりもの(笑)。
セブンイレブンのワッフルです^^
「新発売」という言葉に魅かれて購入しました!
さらに、八百屋さんでみかけたイチゴ。
イチゴの季節も終わりに近づいているので、「食べおさめ」です^^
甘いものと上手く付き合うことが出来るなら、極端な体重の変動も無くなります。
痩せるとか、太るとか、
カロリーとか、運動とか。
そうしたことから自由になるのは、心が自由だからです。
心が自由だから、やりたいことが見つかります。
心が自由だから、やりたいことに集中できます。
あなたの元々の優秀さが、ちゃんと戻ってくるのです。
母親カウンセリングからご卒業されたお母様から、素敵なご報告をいただきました。
【摂食障害の卒業】「娘は受験に合格し、春から大学に進学する事になりました」
*仕事開始前にこのメールを拝読して、私も一段とやる気になりました。