摂食障害専門カウンセリング
中村綾子です。
先日のニュース。。。
さくらももこさん死去。
このニュース、本当に本当にショックでした。
もちろん、個人的な面識があったわけではありません。
でも、「ちびまる子ちゃん」も、さくらももこさんのエッセイも、大好きでした。
あれから、いろんな人のブログやフェイスブックで、エッセイやイラストが紹介されていて・・・
目にするたびに、
懐かしい気持ちと、
悲しい気持ちと、
なんで、人って、こんなふうに早くに亡くなっちゃうんだろう・・・という気持ちと、
いろんな気持ちがたくさん沸いてきます。
まるちゃんは・・・
いっつも、お母さんに怒られて、
いっつも、学校の先生から注意されて、
いっつも、クラスメートと騒ぎ、
いっつも、「たまちゃん」をうらやましいと思って、
いっつも、おじいちゃんと二人でいたずらを仕込んだり・・・
何か1つの結論にたどり着く訳でもなく画期的な展開があるわけでもなく、いっつも、大体同じストーリー展開(笑)。
イマドキの言葉でいう「キラキラ女子」とは、きっと真逆の生活なのに。
なぜか、「ついつい観てしまう番組」でした。
*2024年7月、名古屋の「さくらももこ展」に行ったときの話。
一時期は、本当に大きな流行の時期もあったと記憶しています。
誰にでもある話。
親近感が沸くストーリー。
だから、キラキラしていなくても、ついつい観てしまうのかなぁと思います。
そして・・・
エッセイ「もものかんづめ」が大好きでした!
私が小学生?中学生?のころ、友人が先にハマっていました。
まさに抱腹絶倒!!!
エッセイって、面白い。
その後、さくらももこさんの全てのエッセイを読んだ記憶があります。
だから、悲しかったのです。
最近は、日常的にさくらももこさんの作品に触れることはありませんでした。
でも、小中学生時代から、数々の作品で支えられてきたからです。
さらに、年齢。
【53歳】
この響き。
悲しすぎる響き。
早すぎる年齢。
もっと、現実を考えよう。
そう思ったのでした。
今、あなたは、何歳ですか?
あなたのお母様は何歳ですか?
あなたが、摂食障害に悩むご本人なら、【53歳】をお母様の年齢と重ねてほしいのです。
もし、あなたが、ご家族の立場なら、ご自身と【53歳】を重ねてください。
きっと、ぞっとするはずです。
平均寿命は、あくまで平均です。
健康寿命とも違います。
やっぱり、時間は有限なのです。
命が有限である限り。
さくらももこさん死去。
このニュースで、「変わるきっかけ」になる方は、必ずいます。
同時に、なんとも思わない方も、残念ながらいます。
「治るきっかけがない・・・」という方こそ、
ちゃんと年齢という現実を見てほしいのです。
治るために、【期限】はもう作りましたか?