【摂食障害】治ってよかった!と思う3つのコト


*ある日のおひるごはん

カウンセラー中村綾子です。

・摂食障害なんて、治らなくていい
・治すより付き合っていくから・・・
・治ろうとする努力がバカバカしい・・・

こんなふうに考えてしまっている方こそ、ぜひ今回のブログ記事をお読みいただけると嬉しいです。

また、「なんで治らないといけないの?」と摂食障害のお嬢様に聞かれても、対応に困ってしまうお母様方にとっても、お役に立てる情報かと思います。

私が摂食障害が治ってよかった!と思うことは沢山ありますが、その中でも厳選した3つをご紹介します。

(1)フツーの悩みを持てるようになったこと

コレ、意外かもしれません。
治って、悩みがなくなって、人生バラ色・・・と思い描いていた方には、ショックかもしれません(笑)。

でも、摂食障害が治ることは、ふつうの人がふつうにできることが、自分もふつうに出来るようになること。

内面的な変化はありますが、周りの人から分かる「治った状態」とは、ただそれだけです。

私が「フツーの悩みを持てるようになった」ことを嬉しいと感じているのは、何もできなかった時期が長いからです。

・友達は、仕事して自分のお金で生活しているのに、自分は実家くらしで養ってもらっている
・友達は、ボーナスで海外旅行に行くのに、自分はボーナス以前に給料もない
・「休みまで、あと●日!」と言って仕事しているのに、自分はずーっと休みでずーっと休みじゃない。

学生でもない
社会人でもない
どこにも所属がない自分

そんな時期、太ることよりも食べることよりも、「生きていること」そのものが、本当につらかったです。

だからこそ、治って仕事をするようになって、友人が抱えていた悩みや愚痴が言えるようになったことが、ホントにうれしいのです。

友人から聞いていたのは・・・

・仕事がつらい
・給料が上がらない・下がった
・休みが取れない
・先輩・上司が●●で嫌・・・etc.

年齢的にも、仕事していれば、だれもが持つような悩みや愚痴。
そうした悩みを持てるようになったこと自体、摂食障害で何もなかった自分からの変化であり、うれしいと感じるのです。

(2)お金の自由

これも、仕事の話と重なりますが・・・

誰にも
何も相談せず
自分で自分のためにお金が使えるようになったこと。

仕事があって、生活できる収入があるから、というのは大きな理由です。
でも、それだけではありません。

自分で
自分に
許可が出せるようになった、「心の変化」も大きいです。

これは、摂食障害の頃、自分で自分に思えるようになった「食べていいんだよ」にも通じます。

食べていい。
美味しいものを食べていい。
味わってもいい。
楽しんでもいい。
ラクを選んでもいい。

摂食障害の頃、ずーっと心の中に深く深く抱えてきたのは、「楽しんじゃいけない」という想いです。

誰かから言われたわけではありません。
でも、いつの間にかずっと持ち続けていた思いです。

だから、
仮におこずかいをもらったとしても、「楽しんじゃいけない」から、楽しむために自由には使えなかったのです。

摂食障害が治るとは、心が治って、いろんなことが自由になること。
食べることも、お金の使い方も、根本的には、やっぱり心なのです。

(3)外食の自由


*超久しぶりのカフェにて。

食べたいものを
食べたい時に
食べる!

これが、「太らない生き方相談」でお伝えしていることです(詳細はこちら)。

食べることが自由になったことが、治ってよかったと思うことの1つです。

摂食障害の頃は、食べたくなかったのではありません。
むしろ、食べたくて食べたくて仕方が無かったのです。
それは、拒食症だけの時期でも同じでした。

食べたくて
食べたくて
食べたくて
たまらない。

でも、
食べたいようには
食べられない。

だから、
頭の中を食べ物が、グルグル回り続けてしまう。

そして、ずーっと食べ物のことばかり考えてしまう。

家で、いつもと同じ時間に同じようなものを食べられる時は、そこまで大きな問題ではありませんでした。

でも、外食時は、楽しみである反面、いつも心配でソワソワして怖くて、やっぱり上手く食べられない・・・ということがとても多かったです。

・食事と食事は、何時間空いているか
・今、コレを食べたら次の食事はどうするか
・デザート食べたら、もうスイーツは食べられない
・何kcalくらい摂ったから、今日の残りは●kcal
・友達は、こんなに食べても太らないのに自分ばかり太っていく
・友達は、こんな悩みを持っていないのに、自分ばかりいつも悩んでいる・・・etc.

私の場合、食べる量や食べるもの(メニュー)で友人と比べて悩む、ということはあまり無かったように思います。

ですが、

楽しそうな友人と、楽しみたいのに楽しめない自分。

歩き回っても元気な友人と、実は身体が辛くて、楽しいはずなのに早く帰りたいと思ってしまう自分。

1回の外食のために、異様なほどドキドキしてしまう自分。

そんな悩んでばかりの自分がいて、摂食障害の頃は外食というものが全然自由ではありませんでした。

だから、
治ってよかったのは、外食が自由になったことなのです。

—-

摂食障害は、「治り方が分からない」とよく言われますが・・・
克服経験者であり、ずっと心理学を勉強してきた私からすれば、とてもシンプルです。

心が変わり
心が回復すれば
食べることは必ず自由になります。

食べることが自由になって、やりたいことが出来るようになります。
それが、摂食障害の卒業です。

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