摂食障害専門カウンセリング
中村綾子です。
下腹ポッコリ。
私が、ガリガリに痩せた拒食から体型が変わっていく時、1番悩んだのは下腹がぽっこり出てしまったことです。
身体全体をみれば、まだまだ痩せている体型。
手足はガリガリ。
でも・・・お腹だけ、しかも下腹だけがポッコリ。。。
それが、イヤでイヤでたまりませんでした。
でも、心療内科・精神科に行っても、「イヤでたまらない気持ち」も「辛さ」も全然話すことが出来ませんでした。
主治医の先生に、
「お腹が出て・・・」と言っても、
「飢餓状態だから」
「顔がむくんで・・・」と言っても
「そうは見えない」
はい。終了!
そんな診察でした。
当時私は20代女子。
きっと女性なら年齢を問わず言えることだと思いますが・・・「おじさん」に自分の体型の悩みは言いにくいですよね。。。
言葉は悪いですが・・・
どんな名医であっても、権威ある医師であっても、年齢が中年で、性別が「男」なら・・・
おじさん
です。。。
「おじさん」には言えない女子の悩み。
「おじさん」にとっても、タイヘンなことでは無くても、女子にとっては深刻な問題。
きっと摂食障害以外であっても、こうしたギャップは多々あると思います。
摂食障害という心のデリケートな話なのですから、なおさらです。
(1)体型の悩みは、女子であり、摂食障害だから超・独特です!
10代20代であれば、だれしも体型コンプレックスを抱えているものだと思います。
それは、女子共通の悩み。
でも、一旦ガリガリの拒食体型になった後、身体が戻ってくる時って、かなり独特な変化があるみたいです。
全員が同じとは言いません。
過食になる人も過食にならない人もいます。
拒食といっても、食べているもの・時間・様子は、一人ひとり大きくことなります。
生理が回復するタイミングも、体重の回復だけでは分かりません。
けれど・・・
「大人」になろうとしている身体と
飢餓状態を脱しようとしている身体。
ガリガリに痩せた拒食症の体型から変化していく時、この2つが同時に起こるのです。
だから、体型変化も独特。
そして、体型変化についていけない心の悩みも深刻。
(2)太りたくない心とフツーになりたい葛藤。
予想していなかった身体の変化に心がつらくてたまらない時期があります。
身体が普通体型に近づく時こそ、「太りたくない心」が湧き出てきます。
「治ろう」と思っていたはずなのに、ガリガリに痩せた自分でいたい・・・という気持ちも沸いてきます。
(3)女性専門カウンセリングの理由:摂食障害の「治った後」が分かる・見える場所でありたい。
治った人は、
どんな体型で
どんな体重で、
何を食べて生きているんだろう?
治った人が
「治るまで」の間に
どんなものを食べて
どんなふうに体重が変化して
どんな見た目になっていたんだろう?
摂食障害で悩んでいた最中、私がとてもとても知りたかったことの1つです。
本当にたくさんの本を読みました。
ものすごい年月をかけて、ネット検索もしました。
でも、全然みつかりませんでした。
治った人が
治るまでの道のりを体型・体重と共に記載したものも、
治った人が、
治った後にどんな体型・体重でいるのかも。
どこにも載っていなかったのです。
ココに、私が摂食障害専門カウンセリングを女性専用にしている理由があります。
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