摂食障害専門カウンセリング
中村綾子です。
摂食障害の治療で不可欠なのは相性の良い治療者と出会うことです.
相性のいい治療者の選び方を三つお伝えいたします。
まずは、顔です。
摂食障害の治療は、何年もかかります。
そのため、その治療者と何年も何年も顔を合わせていくわけです。
だからこそ、会ってイヤな顔・見てイヤな顔・見たくない顔というのは、必ず避けていきましょう。
これは必ず初診の前にわかることです。
病院・カウンセリングのホームページに、プロフィール写真をまず載せているか載せてないか、ここが判断基準になります。
どんなに小さくても、プロフィール写真載せていたら、ちゃんと見てください。
その顔を、ずっとずっとずっと見ていきたいか?ということを、まず自分自身に考えてみて欲しいんです。
これ本当にバカバカしいと思うかもしれませんが、大学院時代に言われました。
私が通っていた大学院というのは、臨床心理士の養成の大学院ですので、臨床心理士の卵だった私たちに向かってこう教授は言いました。
「もし、あなたが過去に恨みを持った人と似た顔のクライアントさんが来たら、そのケース(相談)は引き受けない方がいい」
この通りで、顔はご相談にお越しになるクライアント様の側だけではなく、私たちカウンセラー側としてもとても大事なことだと考えています。
今でもその言葉をとても印象的に覚えてますので、私は大事にしています。
あなたの摂食障害の病状と治療法が、一致していること
特にカウンセリングは、誰でもいつでも受ければいいというものがありません。
当オフィスでも、カウンセリング基準というのを設けている通りです。
命の危険がある時に、カウンセリングが適用ではありません。
今で病状が、その治療者は治療方針に合ってるかどうかを、必ず確認してください。
摂食障害の回復ゴールの一致
これ本当に残念な事なんですが、多くの医師・カウンセラーは、摂食障害の卒業ということを考えておりません。
摂食障害の卒業を目指していない治療者に、摂食障害の卒業目指すあなたが、通っているのだとしたら・・・
残念ながら、それは上手くいきません。
話がなかなか噛み合わなかったり、なかなか求める治療が受けられなかったりするのは当然だと思います。
なので治療者を選ぶときは、自分はどうなりたい・どうなることを目指していて、その治療者のゴールや考え方と一致してるかどうかを、必ず言葉で確認してみてください。
もしくは、初めて受診する前に、予約を取る前に問い合わせして確認することもありだと思っています。
それぐらい、回復ゴールが一致してるかどうかは、すごく大事なことなので是非やってみてくださいね。
単発相談、受付中です!