パン屋選びと病院の選びの共通点

摂食障害専門カウンセリング
中村綾子です。

先日、東京出張でした。
講座の前に、パン屋さんに行きました(笑)。
さらに帰りの東京駅で、パン買いました(笑)。

帰りの新幹線は東京駅から乗ったのですが、
その前に大丸に立ち寄りました。

すると・・・

パン屋さんが4軒並んでいる。。。

やっぱり、東京ってすごいわ~と田舎者の私はひたすら関心しました(笑)。

パン屋さんを検索する時、
必ずチェックしていることがあります。

それは、

対面式かどうか。

たぶん多くのパン屋さんは、たくさん並んでいるパンを、自分のトレーに取るスタイルだと思います。

けれど、これまで、、、

小さい子が、売り物のパンをペタペタ触る姿や
買い物中のお客さんの鞄がパンに触れる様子や
お客さんがぶつかってパンが床に落ちた場面

を、たくさん見ています。

だから、
初めて行くパン屋さんは、出来るだけ対面式を選んでいます。

対面式だと、

お店の人に、パンの内容を尋ねやすい
手荷物が多くても、パンを持ち運ばないからラク
たくさん注文した事に後から気づく(笑)

というメリットがあります。
最後のはメリットかどうか分かりませんが(汗)

対面式というのは、私のパン屋さんの「選び方」です。
食べログのコメントを読んでいると同じような考え方で「対面式」を選んでいる方も結構いるみたいでした。

これは、摂食障害の病院の「選び方」でも同じです。

あなたにとって、
イヤなこと。

あなたが
望むこと。

ひとり一人ちがうのです。

私が摂食障害で通院していた頃、
声が筒抜けになっている診察室がイヤでした。

大学病院で、かなり深刻な話をしている最中、
看護師さんが、診察室の中のイスを調べるために入ってきたことがあります。

イスの型番か何かを見ようとして、記録する用紙も持って。

記憶が曖昧ですが、
「気にしないでくださいー!」と軽~い声で言いながら作業しようとしていました。

その姿に唖然としていると・・・
当時の主治医が、その看護師さんに向かって「出て行ってください!」と怒っていました。

看護師さんがナゾの事情で出入りすることも
私とは関係ない事柄にもかかわらず、目の前で怒る医師を見ることも、
当時の私にとって、大きな苦痛になりました。

だから、誰からも聞かれない場所で、じっくり落ち着いて話したかったのです。
そんなイヤな気持ちを鮮明に覚えているからこそ、こんな場所を用意しているのです。たくさんの写真をご覧ください。