摂食障害専門カウンセリング
中村綾子です。
過食症に悩む人・拒食から過食になること恐れてる人。
非常によくある悩みだと思うので、これを取り上げます。
「食べたいだけ食べて、太らない体になりたい!」
きっと誰もがそう思ってることでしょう。
けれど、自分大食いなんじゃないかって思っていると・・・
・食べたいだけ食べる
・満腹になるまで食べる
という事がとても恐ろしくて、怖くて、とんでもないことだと思えるかと思います。
結論から言うと、大抵の人は、実際はそんなに大食いではありません!!!
それなのに、自分は大食いなんじゃないかと思っている理由を二つご紹介します。
(1)過食続き
(2)拒食症で「もっと食べなさい」と言われてきた経験
そして、最後に、どうしたら治るのかをご紹介します。
一つ目の理由ですね。過食続きについて。
過食症の人って365日24時間食べ続けてるわけではないです。
大抵が、一旦ドカンと食べて、その後、節制して、またドカンと食べる・・・
というサイクルを毎日(もしくは何日かに一回)繰り返すかっていうことだと思います。
ドカンと食べるっていう事みて、自分の大食いだって思っているだけなのかもしれません。
・ずっとカロリー計算ばかりしてきたり
・ずっとダイエット情報に振り回されていたり
・長年の我慢の連続であったり・・・etc.
我慢というのは、心と体と食事の全部です。
・休みたいの休まなかったり
・言いたいのに言えなかったり
・食べたいのに食べなかったり
そうすれば、何が何だか分からなくなるんです。
心身共に。
だから、今の過食量がホントの食欲ではないのです!
次に、拒食症の時に「食べなさい」と言われていた経験。
コレ、私も本当にありました。
たしかに、低体重すぎて確かに命が危険な時に食べるしかないです。
心のカウンセリングではなく、食べることです。
それが最大の治療になります。
けれど、
・痩せすぎだから食べなさい
・もっと食べなさい。
・そんな量じゃ足りないよ
・食べなくて入院になったらどうするの?
こうした「食べなさい」というメッセージが繰り返されてる場合、かなり深く入り込んでしまうのです。
その後、体重が何キロになっても「食べなさい」というメッセージが、頭の中でリピートされる感じです。
コレ本当に、私が経験者だから言えることですけれど・・・
太ってきてもやめられないのです。
頭の中で、繰り返されるのです。
今、拒食症のお嬢様を持つご家族は、どうか「食べなさい」というデメリットを忘れないでください。
ココでも、「治療の役割分担」を思い出していくことが大切です。
だからこそ、見直していくための参考記事をご紹介していきます。
さらに、「大食い」という思い込みを変えていくための具体的な方法についても語っていきます。
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