摂食障害専門カウンセリング
中村綾子です。
摂食障害を受け入れていますか?
摂食障害を治そうと思えていますか?
摂食障害の年数を問わず言えることですが・・・
ホントの意味で「自分は病気なんだ」と受け入れるまで、とても時間がかかるものです。
中には、10年以上摂食障害でも、
・自分は病気じゃない
・周りの人は、ストレスがあっても、気合で乗り切っている!
なんて言ってしまう方も実際多くいらっしゃいます。
今回のブログは、
・コレをやったら、摂食障害が治るかも!?
と期待を抱いてしまいがちな方に、お届けします。
摂食障害は、どうしたら治るの?と治療法選びにさまよっている方にも、参考にしていただければ嬉しいです。
摂食障害を受け入れる、ということ
これは、とても難しいですよね。
誰もが、自分は病気じゃないと思いたかったり。
フツーの体型で学校なども入れると「別に、病気じゃないんじゃない?」と思ったり。
外食もできるし・・・と思うと、「摂食障害なんて、ちがう!」と思ったり。
摂食障害と診断されていても、されていなくても言えることですが、
「病気の自分」と「病気じゃない自分」を行ったり来たりするものだと思います。
そこから変わっていけるかどうかが、回復の分かれ道です。
どうやって受け入れていくのか?は、気になるところでしょうが・・・
コレも風邪と同じです。
風邪を受け入れよう!とハッキリ意識することはあんまりないでしょうが、欠席・欠勤を決める時の心境と同じだと思います。
摂食障害を受け入れていく方法については、とても長くなりそうです(汗)。
くわしくは、改めて別記事で書いていきたいと思います。
摂食障害の初期に期待しがちな3つの事
「初期」とは、「摂食障害歴」という年数の初期ではなく、「意識の問題」として捉えてください。
ココでは、《病気だと受け入れられていない時》と定義します。
上記の通り、受け入れられていない状態は、年数に関係なく、心の回復次第ですから。
受け入れられていない時に、期待しがちな3つの事
(1)新しい学校に行ったら治るかも!?
(2)一人暮らしをしたら、治るかも!?
(3)彼氏ができたら治るかも!?
この3つ。
今、そんな期待を抱いていないでしょうか?
結論からお伝えします。
この3つは【まちがい】です。
理由は、実体験も含めてお伝えします。
私がうまれて初めて拒食症の診断を受けたのは、1月でした。
3ケ月後には、大学院進学が決まっていたのです。
だから、治るかも!?とホントに思っていました。
・好きな心理学を勉強できるのだから、治るかも。
・忙しい生活になるから、食べることなんて構っていられないかも。
・楽しい学校生活で、食べることも楽しくなるかも。
そんな期待を抱いていましたが、入学前にさらに体重減少でした。。。
(2月に、人生最低体重を記録しています。。。)
その後、学校生活がますますしんどくなり、結局入院して、後期休学・・・という摂食障害のドロ沼ループが始まるのでした。
(2)(3)にも同じことが言えますが、摂食障害とは病気です。
病気だときちんと受け入れられていれば、上記のような「期待」は、そもそも沸いてこないはずです。
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