摂食障害専門カウンセリング
中村綾子です。
今、過食代を誰が出すの!?と親子喧嘩していませんか?
バイトも出来ないから、好きなもの買えない・・・とモンモンとしていませんか?
ご家族は、
「いつまで、この子を養っていくの?」
「病気だから・・・とすべてお金を出してあげた方がいいの?」
とイロイロ疑問や不安を抱えていることと思います。
結論からお伝えしますと、
摂食障害から治るとは、「食」からの自由だけではありません。
「お金」からも自由になることなのです。
先日、こんなブログ記事を書きました。
◆【公認心理師の受験勉強】模試(自宅受験)をムダにしてしまった失敗談
摂食障害の方には、直接関係ない話題に感じられるかもしれません。
でも、ラストのほうに記載したストレス対策こそ、今回の話題です。
習い事、始めたいなぁと思った時
偶然目にした、オンラインヨガ。
しかも、YouTubeのような一方通行のレッスンではなく、アドバイス付き。
初めて知って、
すぐ申し込み。
その日の夕方、体験レッスンを受講しました。
体験レッスン後、即申し込み。
オンラインということで、金額的にはお手頃です。
でも、誰に相談することなく、迷うこともなく、即申し込みできたのは、摂食障害が治ったからです。
摂食障害から治って働くことが出来ている状態。
自分で働いたお金で、生活出来ている状態。
だから、迷うことなく、即決できたのです。
摂食障害が治っていく過程の中で、少しずつお金からも自由になっていきました。
自分で自分のためにお金を使う
自分の楽しみのためにお金を使う
お金を使う自分を許す・・・etc.
摂食障害真っ最中の頃の私は、「お金の使えない人」でした。
それは、アルバイトで月5万円くらいのお金が手に入るようになった時も、同じ状態でした。
お金をつかっちゃいけない
使うくらいなら、貯金しないと!
自分の物は買えなくても
誰かのプレゼントなら、なぜか買える
自分には、できるだけ安いものを見つけてきても
プレゼント用なら、少しでも立派なものを選ぶ。
そんな矛盾ばかりが、摂食障害真っ最中の頃の私でした。
当時、足りなかったのは、「許す」ことでした。
お金を使う自分を「許す」
自分のために使うことを「許す」
楽しみだけのためにお金を使ってもいい
将来に役立たなくても、使っていい
立派なことをしなくても、使っていい
そんな自分で自分を「許す」ことでした。
実は、「許す」は、食べることでも同じです。
食べることは、自分に食べることを「許す」こと。
何をしていても・していなくても、「食べていいんだよ」と許してあげること。
「許す」ことと、「食べる」こと。