カウンセラー中村綾子です。
第3回公認心理師試験にむけて、受験生としてのリアルな生活をお届けしています!
・第3回公認心理師試験の受験生の方
・資格試験の勉強と仕事の両立に悩んでいる方
・勉強法について悩んでいる方
などのために役立つ情報をお届けします!
繰り返し書いていますが、私自身も受験生です。
このブログはアドバイス記事というより、イチ受験生のリアル経験談としてご活用ください。
これまでの公認心理師の受験勉強に関する記事は、こちらの一覧をご覧ください。
よくある勉強法2つにギモンを持った話
◆ギモンその1:過去問を、本番同様の時間で、繰り返しやる
公認心理師試験の勉強法について、すごくよく言われるのが、「過去問を繰り返し解きましょう」です。
でも、、、単純に「この問題の答は、●●」と暗記してしまっている場合が、少なからずあります。
すると、正答率を出したところで、それが今のチカラを正しく反映しているとは言い難いものになってしまいます。
時間配分への練習・・・という意味でもありますが、とりあえず私の場合は、時間切れになったことが1度もないです。
◆ギモンその2:スキマ時間のながら勉強
受験生の多くは、仕事していて時間がないから・・・という意見で、
・通勤時間に勉強しましょう
・何かをやりながら、聞き流しましょう
・お昼を食べながら勉強しましょう
といったことが、よく言われます。
でも・・・
私だけかもしれませんが、これが全然上手くいかない状態がずーっと続いていました。
通勤時間は、そもそも少ないのですが、用事で地下鉄に乗っても、混んでいたり、うるさかったり。
「聞き流す」のも、河合塾WEB通信講座を受けているので、これまでかなり「聞き流し」をやってきましたが、講座も他の作業もどちらも中途半端になってしまうことが、よくありました。
さらに、お昼など、食事時間も勉強するのは全然メリハリがつかず、ひとり起業だからかもしれませんが、ずーっとリラックスできない状況を作り上げてしまった印象があります。
そこで、モンモンと悩んでいきました。
勉強時間が、絶対的に足りない。
でも、「ながら勉強」はできない。
過去問を繰り返しやるのも、ちょっと中断したい。
じゃぁ、どうするか。。。
そんなモンモン時期を経てたどり着いたのが、以下のやり方です。
2時間、席を立たない勉強法
公認心理師試験の時間は、午前・午後、各2時間です。
上記の通り、過去問や模試の印象からは、時間が足りなかったことは1度もありません。
でも、自宅でもカフェでも勉強していると・・・
お茶を飲んだり
トイレに立ったり
リップクリームを塗りなおしたり
スマホを触ったり
手帳を開いたり
メールをチェックしたり・・・etc.
なんだか、イロイロやってしまっていたのです。
これを書き出しているとホント恥ずかしくなりますが(涙)、勉強時間が集中時間だったかどうかは、かなり怪しいです。
そこで!
2時間、席を立たない
と決めました。
模試を受けた時、1番気になったのは、「この2時間、何も飲んだらいけないんだ・・・」でした。
会場によっては、「水分補給は可能」と言われたところもあったような気がしますが、答案用紙が汚れたらアウトだと思うので、私は一切飲むことはありませんでした。
カフェで勉強する際は、もちろん注文した飲み物が手元にあるし、家でも何かを飲んでいることが多いので、これは結構な「盲点」でした。
なので、
2時間、席を立たないとは、
・お茶も飲まない
・トイレにも行かない
・手帳なども開かない
・別の参考書なども取りにいかない
・スマホも開かない
など、出来る限りですが、試験本番で触れてOKのものしか触れない、と決めました。
「2時間、席を立たない」をやってみた結果は?
正直にいうと・・・
未だ「2時間」は出来ていません。
「2時間」と思うと、最初から腰が重くなります(笑)。
スタートすらできなかったので、とりあえず「30分」と決めてキッチンタイマーをセットしています。
「30分だけ」と思うせいか、とてもとても集中できる実感があります。
ほとんどの場合、30分単位を繰り返して、計1時間~1時間半の勉強になっています。
実感としては、
・頭の中がすっきりする
・やるべきことに集中できる
・「飲み物なし」の練習になっている
です。
特に、仕事と勉強の両立やメリハリに悩んできた私にとっては、「いつも頭の中だけが忙しい」という状態が続いていました。
なので、今回の「席を立たない」「本番にふれてOKの物しか、触れない」というルールは、結構画期的です(笑)!