公認心理師の開業とSNSの使い方

【開業】心理カウンセリングだけで食べていけるの?と不安な方へ


公認心理師・中村綾子です。
『公認心理師開業のための3ステップ』の著者です。

 

公認心理師を取得したから開業しよう!という方も多いようです。

 

同時に、カウンセリングで開業して食べていけるの?という不安で、開業準備が止まってしまう方も多いようです。

 

そこで、今回のブログ記事では「カウンセリングで食べていけるの?」について考えます。

 

そもそも、カウンセリング開業で「食べていける」とは?

これまでブログ上では、月売上の数字は出していませんでしたが…これから開業する方にとっては、数字があったほうが分かりやすいかなぁと思いまして、YouYubeのほうでは結構リアルにお話しするようになりました。

 

そこで、漠然と「カウンセリング開業して食べていけるんだろうか?」とモンモンとしているよりも、まず「月売上30万円をめざそう」とお伝えしています。

 

ただし、条件によります。

 

・オフィスを借りているかどうか
・人を雇うかどうか

 

などが、同じ月売上30万円でも「食べていけるか否か」を左右します。

 

私の開業相談では、初期投資は最小限に、小さく始めることをオススメしています。

⇒開業相談はこちら

カウンセリング開業で食べていくために必要なこと

 

組み立てること。

 

コレ、すごく大切です。

 

月売上30万円をつくるために、

 

・ひたすら頑張る
・時間に追われる
・イヤな仕事も引き受ける

 

ということになれば、何のためにカウンセリング開業したのか分からなくなってしまいます。

 

カウンセリングの売上は、ある意味、単純です。

 

単価 × 人数 = 売上

 

ですが…

 

単価を何種類作るのか
月に何日働くのか
すべて単発カウンセリングなのか

 

など、実は考えること・組みたてることがたくさんあります。

これからカウンセリング開業する方に1番お伝えしたいこと

カウンセリング開業で食べていけるかどうかは、やり方次第です。

 

でも、「やり方」を身に付けるには、

 

・ただしい知識を
・ただしい相手から
・「学ぶ」必要があります。

 

以前、あるインタビューを受けた時、こんな質問をいただきました。

 

「これからカウンセラーとして開業する方に、1番伝えたいことは何ですか?」

 

私の答は

 

「ビジネスを勉強してから開業しよう」

 

でした(笑)。

 

この答にはいろんな意味を込めています。

 

・心理学の最低限の勉強は必要。でも、上級資格は不要
・いきなり開業するデメリット
・カウンセリングの腕 ≠ カウンセリング経営
・ビジネスを勉強するカウンセラーが少なすぎ…etc.

 

ですから、これからカウンセリング開業するなら、まずは開業について勉強されることをオススメします!

 

とりあえず、読んでみて下さい。

『超実践 公認心理師開業のための3ステップ』