カロリー計算をやめたら、ぶくぶくに太るのでは…と心配している方、必見です!
こんにちは。
摂食障害専門カウンセラー中村綾子です。
拒食症から、ある程度体重が回復することは必要です。
しかし、カロリー計算がやめたくても辞められない方の中には、急激にブクブクに太るのでは!?と心配している方が多いようです。
そこで、拒食症の方が、カロリー計算をやめても過剰には太らない理由を3つご紹介します。
私の経験談も踏まえて解説していきますので、ぜひ最後までお読みください。
拒食症の回復:カロリー計算によるストレスから解放される
拒食症に悩む方の中には、食べ物のカロリーを徹底的に計算し、制限することで自分の心を守ろうとしたり、ルールを守れる自分に安心したりする傾向があります。
しかし、カロリー計算は実は苦痛で、精神的なストレスに繋がっている場合が多いです。
カロリー計算を辞めることで、ストレスが減り、基礎代謝が高まったり、異常な食欲がおさまったりすることが期待できます。
拒食症の回復:食べたいものが分かるようになる
カロリー計算にこだわることは、自分の身体が「食べたい!」と訴えていることを無視することにもつながります。
身体の声を無視し続けてしまった結果
・何を食べたいのか分からない
・満腹感が分からない
・空腹感も分からない
というお悩みを抱える方も多いです。
カロリー計算をやめることで、本来の自分の「身体の声」を取り戻すチャンスにもなるのではないでしょうか。
今の私が、甘いものに罪悪感を抱かず、好きな時に好きなように食べても、太らないのは「身体の声」に従っているからです。
拒食症の回復:私がカロリー計算をやめたきっかけ
以前のブログ記事にも書いていますが…
私がカロリー計算をやめたのは、過食がひどくなったからです。
拒食から過食が始まって、過食をやめたい&痩せたいという気持ちから、当時はやっていたレコーディングダイエットを取り入れていました。
雑誌の付録で手に入れたレコーディング日記(?)に、食べたものをすべて書いていましたが…
上手く行ったのは最初だけでした。
そのうち、過食した後は、
・食べたものが書ききれない(枠の中におさまらない)
・沢山の食べたモノが並ぶのを見たくない
という気持ちになりました。
書くこと自体が苦痛になって、だんだん書くことから離れていきました。
記録していないので、何キロカロリーたべたか分からなくなりました。
そのまま、カロリー計算をやめました。
ホントは、もっと早くからカロリー計算がムダだと気づいていました。
カロリー計算しても、体重が増えていく。
カロリー計算しても、過食は起こる。
だから、カロリーって一体何なんだろう?と思っていたのです。
1日1000kcalしか摂っていないのに、体重が増えた話。