
*「いつか治る」では治りません。着実な回復のために、スケジュールを作ろう
摂食障害専門カウンセリング・中村綾子です。
9月1日からの新サポート体制の1つ、回復スケジュールは早くから反響をいただいています。
そこで、回復スケジュールについてよくあるご質問をまとめました。
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(1)いつもらえるの?
生い立ちの振り返りを完成させた後、クライアント様自身に回復スケジュール作成に取り組んでいただきます。
その回復スケジュールを観ながら、カウンセリングで話し合い、お互いに納得できる形になった後に、こちらでPDF化してお渡しします。
回復スケジュール作成の手順
別のブログ記事でも詳細をご案内していますので、ここではザックリ解説します。
ご自身で作成⇒話し合い⇒PDFでお渡し、という流れです。
⇒【参照】摂食障害:新サポート体制、回復スケジュールのプレゼント《図解》
■【手順1】 お母様に、まずご自身で作成していただきます。
継続コースの開始後、適切なタイミングで、お母様に「回復スケジュール」をご自身で考えていただきます。
■【手順2】カウンセリングで「答え合わせ」をする
作成していただいた回復スケジュールをカウンセリング時に見せていただき、私が専門家として添削・調整・話し合いを繰り返します。
■【手順3】 完成したものをPDF化してプレゼント
PDFですので、ご自宅でプリントアウトしたり、ご家族間でシェアしたりすることができます。
(2)回復スケジュールに、自分の意見は、取り入れてもらえる?
もちろんです。
上記の通り、まずはクライアント様自身で作成していただくことがスタートですから、ご自身の希望・やりたいことなどを盛り込んでいきましょう。
(3)回復スケジュールは、どうやって、もらえるの?
完成後は、PDFでお渡ししますので、メール本文中に記載します。
(4)回復スケジュール完成後に、やりたいことが変わった場合は?
継続コースの中でお話しいただければ、随時、回復スケジュールを修正していくことは可能です。
(5)回復スケジュールはどんな時に、役立ちますか?
回復スケジュールは様々な場面で役立ちます。
・家族間で、摂食障害について対立する時
・今の回復段階が分からなくなった時
・治るまで、あとどれくらい?と不安になった時
熱心なご家族ほど、回復がなかなか進まないことにイライラしがちですし、家族間の喧嘩にも発展しがちです。
そんな時こそ、回復スケジュールに立ち返って、「現在地」を確認する「道しるべ」として活用していきましょう。
(6)回復スケジュールを家族でシェアしてもいい?
ご家族間に限り、シェアしていただいても構いません。
完成前に、ご家族の意見も聞いてみてもいいと思います。
拒食症・過食症が1年以上続ている方へ
摂食障害は治る病気です。
しかし、治るためには、
・摂食障害のただしい知識
・摂食障害のただしい治り方
という2つが不可欠です。
新サポート体制で取り入れる回復スケジュールは、摂食障害の治る道すじを「見える化」したものです。
いつか治る
そのうち…
新しい環境になれば…
という気持ちでは治りません。
摂食障害の着実な回復につなげるためにも、一緒に回復スケジュールを作っていきませんか?
まずは、個別のカウンセリングでお待ちしております。
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