摂食障害専門カウンセリング
中村綾子です。
カウンセリングにお越しいただいているクライアント様の中には、とても遠くからお越しくださっている方も、実はかなりの割合でいらっしゃいます。
半数が、県外からお越しいただいております。
遠方からのお越しになることは、とても多くの投資が伴いますし、また天候によるアクシデントも多々あるかと思います。
そんな中で、大雪の中、名古屋カウンセリングまでお越しくださったクライアント様がいらっしゃいます。
クライアント様にブログ掲載の許可を打診しましたところ、「ぜひ、ぜひ!」とご快諾をいただきました!
では、ある雪の日の感動物語です。
普段、東京駅から名古屋まで高速バスでお越しくださっていました。
「雪で遅れるかもしれない・・・」
そんなメールを何度もいただきながら、私もお待ちしていました。
私は通常通り名古屋でカウンセリングを行っている日でした。
さらに大幅に遅れそうというご連絡が入りました。
カウンセリングの合間に、メール返信に、私も必死でした(笑)。
そこで、特別に元々のご予約時間からずらして、偶然空いていた最後の時間枠で受講してもらうことが決まりました。
そのやり取りの間、クライアント様はすごい行動に出ていたのです!(後から教えてくれました^^)
■ある雪の日
高速バスに乗車中、渋滞で止まってしまう
↓
「降ろしてください」と運転手さんに伝える
↓
静岡県の御殿場駅まで、雪の中徒歩で移動
↓
御殿場駅から三島駅までJRで移動
↓
三島駅から名古屋駅まで新幹線↓
名古屋カウンセリング
すごいです。。。。
雪の中、どれだけ大変だっただろう?
どれだけ心細かっただろう?
どれほど寒かっただろう?
私だったら・・・
今の私でも、こんなに冷静に対応できたとは思いません。
さらに摂食障害の頃の私なら、何もかもがイヤになっていたかもしれません。
雪なんてイヤ!
名古屋なんてイヤ!
カウンセリングなんてムリ!
どうせ私は治らない。。。。
そんなふうに想像します。
でも、このクライアント様は全然違いました!!!
感動。。。。。
さらに、名古屋カウンセリングでお会いした直後の言葉は、
「大変申し訳ないんですけど、携帯充電させてもらえますか?」
ジーン・・・・としました。
予定外の長時間、外にいたからこそ、充電する場所が無くなってしまった。。。
見ず知らずの町を駅までたどり着くために、必死で地図を検索していた様子。。。
どれほど、熱心なんだろう。
「治りたい」という強い気持ち。
「どうやったら着けるか?」と一生懸命考えるチカラ。
諦めない想い。
私は、自らを本当に振り返りました。
はるばる通ってくださっているクライアント様が多いこと。
雪というアクシデントにも関わらず、なんとかして来ようとするクライアント様がいること。
彼女たちの熱き想いに、どれほど真剣に向き合えているんだろう?
本当に教えられます。
こうした熱心なクライアント様がいらっしゃる一方で、摂食障害の回復にもカウンセリングについてもカンタンに考えてしまう方がもいるのは事実です。
「電車止まったら、どうしたらいいですか?」
「こっちの地域って、雪降るんですよねー」
「ムリだったら、予約替えてもらえますか?」
自分で考える姿勢。
今回ご紹介したクライアント様から、ぜひ学んでみてください。
電車が止まること、日常的にあるはずです。
雪が降る地域は、きっと何年も前から「雪が降る地域」のはずです。
「ムリ」って、どこまで事前の対策をしてきましたか?
私は、「治りたい」という強い想いが人を動かすことに感動します。
事実、今回ご紹介したクライアント様は、すでに卒業日が決まっています。
あなたは、摂食障害を治すということに、どこまで本気で取り組んでいますか?
私は、本気で取り組める方こそ、カウンセリングでお会いしたいと思っています。
2018年第一回目の新規カウンセリング受付は、1月5日(金)です。
摂食障害専門カウンセリングの詳細は、こちらです。