摂食障害専門カウンセリング
中村綾子です。
体重のフシギ。
摂食障害の頃を振り返っても、フシギに思うことは多々あります。
最近の体重を考えても、フシギなことはあります。
摂食障害時代の、体重のフシギ
まず、摂食障害の頃のお話です。
きっと、今も同じようなことに悩んでいる方が多いかと思います。
そんなにたくさん食べていないのに、増えた体重を見てパニックになってしまう。
「体重増加 生理前」というキーワードで検索して、「増えるもの」という記載があれば、一時的に安心して。
体重が増えても「むくみで、1〜2kg変わる」と聞けば、疑いながらも「そうかも、、、」と思ったり。
一方で、、、
体重が増えないなら入院・・・と言われても、
食べているはずなのに、増えていかなかったり。
実際に入院して、3食食べてほぼ活動なし、という生活を続けても、全然増えていかなかったり。
不思議なことは沢山ありました。
最近の体重のフシギ
過去5年以上、体重がほぼ一定です。
だいたい2kg以内の変動で、ずーっと同じです。
これは体調がイマイチの時でも、なぜか減らないことを意味しています(笑)。
先日、お腹をこわしました。。。
お腹の状態がなおってから、興味半分で体重計に乗ってみました。
でも、、、、なぜか全然変わっていませんでした。
全然減っていないのです^^;;
こうした現象を、「フシギ」という言葉以外で説明できません(笑)。
でも、フシギと思えると、心って楽になると思うのです。
・・・
摂食障害の頃、体重に一喜一憂していた時期は長かったです。
気分 ⇒ 体重、という順番より、
体重 ⇒ 気分、という順番でした。
つまり、体重が予想通りだと「嬉しい!」「いい気分」となりますが、
体重が思うように減らない時・予想外に減っていた時、心底落ち込むのでした。。。
上記のように「フシギ」と思えるようになって、
「フシギ」を「フシギ」のままに、生活していけるようになってから、
体重に関して一喜一憂が無くなっただけではなく、
体重そのものが安定したのです。
体重は必要。
体重は命を守るためのもの。
極端な痩せすぎ太りすぎは、身体によくないです。
でも、極端な痩せすぎ太りすぎ以外の摂食障害の人が、体重に振り回され続けているのが現実です。
極端な痩せすぎ太りすぎ以外の場合は、体重そのものよりも、「体重への◯◯◯」を変えていくことが先決です!