*ある日の夕飯^^ピザです(笑)。
摂食障害専門カウンセリング
中村綾子です。
痩せる食べ物
太る食べ物
食べながら痩せる
食べても太らない。
食べるほど痩せる
食べるから痩せる
食べるのがガマン出来ないから痩せられない。
ガマンしてばかりだから、太る・・・etc.
*そして、カブのサラダ。一応、やさい(笑)。
「食べる」ことと
「痩せる」こと。
「食べる」ことと
「太る」こと。
世の中では、いろーんなことが言われています。
いろーんなことの全てに振り回されて、何を信じていいのか分からなくなっていませんか?
食べていけないものばかりのようで、
食べるとすべてが体脂肪になるようで。
何をえらべばいいのか
何をさければいいのか。
摂食障害のあなたが、そんな情報にふりまされてしまうのは、ある意味、仕方がないことかもしれません。
けれど、そこで大事なのがご家族の役割です。
「太るから食べない」を受け入れてしまっていませんか?
あの子は、●●しか食べないんです。
「太るからいらない」とばかり言うんです。
夜▲時以降は食べない、というから急いで夕飯の支度をしています。
母親カウンセリングでは、こんな声をとてもとてもよくいただきます。
「食べない」を受け入れてしまっていませんか?
受け止めることと
受け入れることのちがい。
とてもとても大切なことです。
ちがいの説明は、こちらで図解しています(参照)
「太りたくない」という気持ち。
「食べたくない」という気持ち。
これらを、きちんと聴くことはとても大切です。
頭ごなしに怒ることは逆効果です。
けれど、
気持ちを受け止めて、行動を受け止めない、ということ。
「食べたくない」と思ってもいい。
でも、「食べない」という行動はダメ。
「食べない」で居続けてしまったら、生きてはいけなくなってしまうからです。
超・低カロリー食を続けてしまったら、ふつうの生活からますます遠のいてしまうからです。
摂食障害のお嬢様を持つお母様方には、こうした境界線がかなり曖昧になってしまっている方が多くいらっしゃいます。
否定しないことが、サポートではありません。
何もかも受け入れてしまったら、摂食障害にどっぷりとハマってしまいます。
何がよくて
何がいけないのか。
1つ1つ整理していきましょう。それが母親カウンセリングなのです。
特別食・特別料理を作り続けてしまうのは、摂食障害の慢性化につながります。
何年も、特別な食事を作り続けてしまうご家族。
実はとても多いです。
摂食障害のお嬢様が、1度リクエストしたものを、ずーっと作り続けてしまうのです。
もしかしたら、お嬢様も心のどこかで思って要るかもしれません。
・ホントは、変わりたい。
・ホントは、同じものばかり食べたくない。
・ホントは、みんなと同じものを食べれるようになりたい。
でも、、、
毎日「以前に1度リクエストしたもの」を、一生懸命つくってくれるお母様がいる。
だから、言えない。。。
そんな状況も、実はよく見られます。
気づいていますか?
気づこうとしていますか?
変わろうとしていますか?
摂食障害のお嬢様のためだけに、特別な料理を作り続けてしまうことは、摂食障害の慢性化につながってしまいます。
1日も早く「辞める」こと。
そんな勇気ある決断していきませんか?
ご家族が「ふつうに食べる」をやり続けるのが、摂食障害の回復サポートです!
ご家族は、1日3食、「ふつうに食べる」ことを続けているでしょうか?
実は、ふつうに食べることを、ふつうの料理を並べること・ふつうの量を食べ続ける姿を見せることが、とても大きな摂食障害の回復サポートなのです。
なぜなら、
摂食障害に長期間悩んでいると、ふつうの量が分からなくなってしまうからです。
・1人分がわかりません
・ふつうの量がわかりません
・1人前って、どれくらいですか?
摂食障害のご本人様とのカウンセリングで、どれほどこうした声をいただいているでしょうか?
ホントに「分からない」のです。
より正確にいうなら、頭では分かっているのかもしれません。
でも、「自分」が「食べていい量」として、1人分だと思えないのです。
ふつうの量、食べていますか?
もしかしたら、ご家族のほうも、ダイエットなどで「ふつうに食べること」から遠ざかっているのかもしれません。
そんなお母様こそ、ご相談にお越しください。