摂食障害専門カウンセリング
中村綾子です。
「もうすぐ卒業ですね」
カウンセリングで、こうした話をする時間。
最高に嬉しいです!
長かった道のりを振り返って
1つ1つの想いを振り返る作業。
何が、
どう変わって
どこの場面が
どんなふうに
タイヘンだったのか。
私は、「変わってよかった!」「先生のおかげです!」という言葉をいただくのはもちろん嬉しいです。
けれど、それ以上に、クライアント様たちが「諦めそうになったけど、踏みとどまったエピソード」のほうが、ずっとずっと興味津々です。
治ることを諦めるのは、カンタンなことだからです。
「治ろう」と続けていくことは、とても大変なことだからです。
これまでに卒業されたクライアント様たちも、卒業を間もなく迎えようとしているクライアント様たちも、「カンタンではないこと」「短期間では済まないこと」に取り組んでこられた方たちなのです。
ぜったいに誰もが経験しています。
・カウンセリングに行くのがイヤになる時
・どうせ、自分なんて治らない!と思う時
・何のために頑張っているんだろう?と分からなくなる時
・治ろうとしているのに、症状が悪化していると感じる時
・上手くいっていると思っていたのに、「否定された!」と感じる時・・etc.
卒業までの長い道のりには、誰もがいろんな感情を経験していきます。
決して、「楽しいーーー!」という日々だけではなく、言われたくないことを言われたり、見たくない感情を見たり、知らなかった自分のことを知ったり、気づかないフリをしてきたことに気づいたり・・・etc.
その度に、「なんで、こんな想いをしないといけないのか」「こんなにツライ想いをしてまで、治ることに価値はあるのか?」と激しい問いを突き付けられてきたことと思います。
そんな問いと向き合うことこそ、自分自身と向き合うことなのです。
卒業までたどり着いたのは、そんなシビアな時間から逃げなかったという証拠です。
私は、クライアント様たちの立ち向かっていく姿を、こんなにも身近に見ることが出来て、本当に嬉しいです。
「もうすぐ卒業ですね」
こうした話題が出る時間。
最高に嬉しいです!
今、摂食障害真っ最中の方には、別世界に感じるかもしれません。
今、お嬢様の摂食障害にふりまされているお母様には、信じられない話かもしれません。
私は、お母様から変わっていくことで、家全体が変わり、お嬢様自身が変わっていく過程を、何度も経験しています。
カウンセリングとは、「変えてあげる」ものでもなく、「すがりつくもの」でもありません。
変わっていくのは、今悩んでいるあなた自身です。
変わっていくのは、あなた自身ではあるけれど、何をどう変えていくのか、どんなタイミングで、どんな話が適切なのか、自力では難しいことも多いです。
客観的な視点と、心理学の知識と、そして摂食障害の経験という3つのチカラで、あなたが変わっていくことをサポートさせていただきます!
新規カウンセリング受付は、9月1日開始です!
詳細・お申込み方法は、こちらのブログ記事をご覧ください。
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