「治りたくない」摂食障害のお嬢様に、お母様が出来ること。

摂食障害専門カウンセリング
中村綾子です。

毎日毎日、親子喧嘩が絶えない。
食べない娘に、どうやって食べさせたらいいの!?
治ろうとしない娘、何もしなくてホントにいいの?
娘がキレると、自分もオロオロして泣いてしまう。
フラフラなのに、長時間ウォーキングに行ってしまう。
摂食障害でイライラする娘と、摂食障害に理解のない父親。いつも板挟みで苦しい・・・etc.

お母様が抱える日々の苦しさ。
誰にも話せないまま、ずーーっと一人で抱え込んでいませんか?

摂食障害のお嬢様が治ることは、お嬢様自身が「治りたい」という気持ちになることが何よりも大切です。
そのために、お母様が今からできることがあります。

それが、当オフィスが提供しています母親カウンセリングです。
母親カウンセリングとは、摂食障害のお嬢様ではなく、お母様のみが受講されるカウンセリングです。

摂食障害なのは娘なのに、どうして母親がカウンセリングを受けるの?

摂食障害を「家族の問題」として考えています。
ダイエットや友人関係は、摂食障害の原因と勘違いされがちですが、1番大切なのは「家族の在り方」です。

「家族の在り方」を見直し、上手くいったこと・上手くいかなかったことを振り返り、家族関係を作り直していくのです。

摂食障害のお嬢様の心の安定には、安定した家族関係と、「家の中が安心できる場所」として再認識されることがとても大切です。

さらに、摂食障害の回復につれて、お嬢様が外の世界に飛び出していく時も「家族の在り方」が問われるタイミングです。

家族という確かな土台。
家というブレない場所。

安心・安全な土台。

土台があるからこそ、そこを踏み台にして、外の世界に飛び出していけるのです。

母親カウンセリングで、私が1番お伝えしたいこと

私は、摂食障害を家族の問題と捉えていますが、お母様を責める気持ちは一切ありません。

摂食障害の原因となった「犯人」「悪者」は、一人もいないと考えます。

家族のだれもが、お互いに影響しあっていること。
ご家族だけではなく、これまで出会ってきた人全てから影響を受けています。
友人・先生・近所の人・親戚の人・会社の人・・・とたくさんの人から影響されて、今の価値観が作られてきたのです。

摂食障害を発症したからといって、これまでの子育てを全否定する気持ちはありません。
お母様は、一生懸命、子育てをされてきたと思っています。

お嬢様の摂食障害発症を機に、これから取り組む課題が見えてきたのです。
そうした課題に1つ1つ取り組むこと、それが《希望》につながるのです。

母親カウンセリングで、摂食障害のお嬢様が「治りたい」に変わっていくまで

お母様がカウンセリングを受講されて、摂食障害のお嬢様が変化していくには、4つの段階があると考えます。

■母親カウンセリング4段階

(1)お母様の気持ちの変化
(2)お母様の行動の変化
(3)お嬢様の気持ちの変化
(4)お嬢様の行動の変化

少しずついろんな変化が始まります。敏感で繊細なお嬢様は、お母様の変化に誰よりも早く気づいていくことでしょう。

(3)お嬢様の気持ちの変化」の段階で、「やっぱり、治りたい」「こんな生活、早く抜け出したい」と自ら言い始めるのです!

この段階に来て初めて、自発的なカウンセリング・通院が効果的になります。

これまで、1つ1つの段階を考える余裕もなく、お嬢様の行動ばかり変えようとしていませんでしたか?
お嬢様が食べる・食べないで悩んだり、学校に行く・行かないという問題が解決するのは、(4)の段階です。

まずは、お母様の気持ちが変わること。
それが、今すぐ取り組めることなのです。

母親カウンセリングには、どんな人が来ていますか?

母親カウンセリングの割合は、全体のカウンセリングの約半数です。
私がカウンセラーとしての活動を開始した直後から、とてもたくさんのご相談をいただいております。

お嬢様の症状としては、

・学校に行けれるようになったけど、親子喧嘩が絶えない
・体はふつう体型まで回復したけれど、ひきこもり状態になっている
・病院で次々と処方される薬に疑問を持っているけど、転院を迷っている
・仕事を転々としてしまう娘に、どうアドバイスしたらいいのか分からない
・親しい友達が出来ない状態が続いている・・・etc.

といった、摂食障害の危機的を脱した後の状態です。

ある程度、お嬢様の状態が落ち着いたからこそ、じっくり考えたいというお母様に多くお越しいただいています。もしくは、「うちの子、摂食障害かもしれない・・・」という超・初期段階の方も多くいらっしゃいます。

年代で言えば、高校生のお嬢様を持つお母様方からのご相談が、1番多くなっています。10代だからこそ、お母様のみが変化していくことで、拒食・過食が回復に向かう可能性が高いのです!

さらに、名古屋カウンセリング・オフィスには、新幹線・飛行機・長距離バスなどを利用され、全国各地からお越しいただいております。

卒業されたお母様方の声

◆卒業されたお母様の声

私は今、娘と東京に来ています!ホテルでこのメールを書いています。
娘は受験にも無事合格し、来春から大学に進学する事になりました。

今回は家探しに上京しました。昨日、本人も大変気に入る物件を見つける事ができ契約も済ませました!

あの苦しかった日々を思うと本当に感謝の毎日です。
親子ともなんやかんやあっても感謝の毎日を送れている事をお伝えしたくて思わずメールしてしまいました。

◆卒業されたお母様の声

私がまず、自分と向き合うことが必要だと分かり、少しずつ自分の中に蓋をしてきた辛さや悲しみに向き合い、心が楽になっていきました。

今まで何かに追いたてられるように急がなきゃという思いから解放され、自然に心にゆとりが生まれ、ゆったりとした時間を味わうことが出来るようになりました。

娘に対しても距離を保ち、待つことが出来るようになり、娘の新たな魅力に気づくことも出来ました。

娘が私に楽に生きていくための道を探すきかっけをくれました。

カウンセリング成果を上げるには、相性のいいカウンセリングを選ぶことが必須です。

「待つ」だけでは摂食障害は解決していきません。
自然治癒する病気でもありません。
摂食障害は心の病気であり、難病なのです。

お母様だけが、今すぐ出来ることが必ずあります。
摂食障害を1日も早く卒業していくために、お母様が出来ることを一緒に考えていきましょう。

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