私が電子書籍を出版した理由「摂食障害 経験者として カウンセラーとして」

摂食障害専門カウンセリング
中村綾子です。

・摂食障害をだれも理解してくれないと思っている方
・摂食障害って何!?とギモンのお母様
・摂食障害の経験談を知りたいという方

に向けて、役立つ情報をお届けします。

電子書籍「摂食障害 経験者として カウンセラーとして」を出版しました。
つい最近ではなく、出版したのは2014年9月1日です。

はい。
ずーっと前です(笑)。
5年半前です。

でも、5年半、ずーっとほぼ毎月、売れています。
ご購入いただきまして、ありがとうございます!

今回は、今も売れ続ける電子書籍を出版した理由について、改めてブログ記事で取り上げたいと思います。

出版したかった理由は、「分かってくれる人がいなかった」という悩み

現在のカウンセリングを起業したのは、2013年秋です。
つまり、やっと1年経つ頃に電子書籍を出版したのです。

摂食障害に悩んでいる最中からずーっと本を出したいと願っていました。

理由は、どんな本を読んでも、しっくりこなかったから。

・心境がリアルに伝わってくるものがない
・体重の記載ばかりで、気持ちの変化がよく分からない
・食べ方は書いてあっても、食べ方の変化に至るまでの心のプロセスが分からない。

当時は、そんな不満ばかりでしたね(笑)。

だから、摂食障害の最中から、なぐり書きのごとく、イロイロ書いていました。

こっちの気持ちとあっちの気持ちがぶつかって・・・
でも、ホントはこう思うのに、言えなくて。
そんな時に、●●と言われると、すごく傷ついて。。。

今、このブログで図解したり、カウンセリングでも絵などで説明するのが得意なのは、当時のグチャグチャのなぐり書きが役立っています(笑)。

分かってくれる人がいなかったからこそ、自分で自分の心を理解しようと努めてきました。
分かってくれる人がいなかったからこそ、家族や主治医などに、自分の心を言葉で伝えようとしてきました。

けれど・・・

世の中には、摂食障害に対する偏見と勘違いと間違った治療が、あまりにも多いと感じています。
私は、その現状がとても悲しいのです。

だから、「分かってくれる人」を少しでも増やすために、本を出したかったのです。

摂食障害の方に伝えたいのは、「治るのが当たり前」という価値観

これも多くの勘違いの1つです。

摂食障害は「付き合っていく病気」ではありません。
もっと言えば、「長くかかる病気」でもありません。

「ちょっとおかしいかも・・・」と思った時点で、本気で治そうと行動していれば、実際は早く治ることが出来る病気です。

摂食障害とは、治ることが当たり前なのです。

今、摂食障害に悩んでいる方のほぼ全員が、

・生まれてすぐ、自分で食べようとしました。
・成長と共に、自然に、自分で歩こうと動き出しました。
・喉が渇いたとき、お腹が空いたとき、自分でわかるようになりました。

当たり前ですよね?

決して、周りから強制されたのではなく、決して、誰からから咤激励されたのではなく、「自然に」「当たり前に」できるようになっていったはずです。

その時、当たり前だった「食べること」。

それを取り戻すこともやっぱり当たり前なのです。

ブログよりメルマガより電子書籍をオススメする理由

電子書籍は、上記の通り、起業まもなくして出版したものです。

なので、初々しさ満載です(笑)。
内容としては、薄っぺらに感じる部分もあるかもしれません。

逆に、出版は5年半も前なので、そう感じなかったら、私が成長していないということですよね(笑)。

今とは違う部分も、確かにありますが、私はこのブログよりも電子書籍をオススメしています。

理由は、電子書籍は「あなたのもの」になるからです。

紙の本と同じです。
一旦、購入されれば、「あなたのもの」、あなたの所有物になります。

だから、ずーっと手元にあって、何度でも読み返すことができます。

けれど、このブログは違います。

私が、後から修正・加筆することが出来ます。
私が、いつでも削除することもできます。

そして、ブログの管理者は私なので、残念ながら「あなたのもの」にはなり得ません。

ぜひ、初々しさを感じてみてください(笑)。
電子書籍は、こちらのアマゾンからご覧いただけます。