カウンセラー中村綾子です。
先日から「摂食障害と●●」をメルマガ読者さまを対象に、募集させていただきました!
早速ご応募をいただきましたので、今回ブログで取り上げさせていただきます。
これから応募したい!という方も、メルマガへのご返信で承りますので、ぜひメルマガをお読みください。*無料メルマガはこちら
今回いただいたのは、摂食障害と小麦製品です。
ご質問をいただいた方に確認したのですが、特定の食べ物というより、小麦の食べ物全般を取り上げてほしいとのご希望でした。
たしかに、最近はグルテンフリーという言葉もかなり広まっていますし、摂食障害と診断されている・されていないに関わらず、「小麦は良くない」というイメージがありますよね。
小麦を食べると身体の調子が悪い・・・という声について、今の私が思う事
*注意*アレルギーの専門家ではありませんので、あくまで個人的な見解です。診断を受けている方は、主治医の先生の指示に従ってください。
最近、結構見聞きしますね。
・小麦が身体に合わないみたい
・小麦のものを食べると体が重くなる
・何日かパン・パスタを辞めたら、身体がすっきりする・・・etc.
ホント、個人的な意見ですが・・・
こうした発言をされる方は、美容系・キレイ系の女性が多い気がしています。
私が知る限り、ダイエット系の発信をされている方に、こうした発言は多くみられる印象です。
なので・・・
「小麦を食べると調子が悪くなる」といった発言をされる方の中には、診断されている方も診断を受けていない方も、いらっしゃることと思います。
さらに、特別な場合を除いて、小学校時代は公立なら給食が一般的だったと思います。
給食では、パンもふつうに出されて食べていたのではないでしょうか?
もちろん、大人になってから食物アレルギーと診断される場合がある、というのは聞いたことがあります。
では、小学校の時は、パンを食べるたびに身体に不調が出ていたでしょうか???
私自身が、小麦を食べて不調になった経験が1度もないので、もしかしたら知識不足かもしれませんが、現在もメディアには「小麦は身体に悪い!」という情報が、必要以上に出回っているように感じています。
私が、実際にいただいた小麦への様々な意見
摂食障害の頃、いろんな方に食べ方について相談していました。
当時、慢性的な疲労感や、過食衝動をホントに治したい気持ちで、いろんな方法を探していました。
相談した相手は、有料・無料を問わず、資格もさまざまでした。
覚えている範囲になりますが、以下に記載します。
・小麦は腸壁を荒らす
・小麦は身体を冷やす
・小麦は日本人に合わない
・小麦を抜く(食べるのを辞める)と身体が変わる
・体質を変えるには、小麦を辞めるべき・・・etc.
正直、こうした意見をもらうたびに、私はとても悲しかったからです。
もちろん、パンが好き、というのも理由の1つです。
悲しかった1番の理由は、実際に見ていないのに小麦に否定的だから、です。
いろんな方が、小麦についていろんな意見を言いますが・・・「その時の私」の「身体の中」を、厳密に調べて、「分かった!」という結果からの意見ではないのです。
上記の中から1つ取り上げるなら、「腸壁を荒らす」といっても、
小麦を食べた時に
私の身体の中身を
実際に目で見たわけではない、
と言いたいのです。
それなのに、大好きなパンが身体に悪い・・・と言われたようなそんな気分になりました。
摂食障害の頃:小麦製品へのイメージは?
上記の通り、いろんな方に相談し、いろんな意見を聞けば聞くほど、何を食べたらいいのか分からない・・・という状態に陥っていきました。
もちろん、これは小麦製品だけの話ではありませんが。
摂食障害の頃の小麦製品へのイメージは、どうだったか?
他の炭水化物同様、
白 = 太る
黒 = 身体にいい
というイメージを持ち続けていたと思います。
パンを食べるのを辞めた時期はありませんでした。
パンはずーっと大好きな食べ物です(笑)。
パンのライセンス(ABC Cooking Studioにて取得)を持っていることもあり、パンを自分で作っていた時期も結構長くあります。
全粒粉やライ麦粉をつかって、バターも極力控えて、超ボソボソしたパンを自分に「おいしい」と思いこませて食べていた時期もあります。
あと、自分で作るのは結構タイヘンという意味からも、購入するパンは天然酵母のパンを探してネット購入していました。
じっくり時間をかけて作られたものはやっぱり美味しいです(今も好きです(笑))。
摂食障害の回復と、イメージの変化は?
*最近のインスタ参照
コレも、ホントいつも通りなのですが・・・
今、思うのは・・・
「太る食べ物」って、この世の中に存在しないと思っています!
真っ白いパンも
黒っぽいパンも
イースト発酵させたパンも
天然酵母のパンも
ふわふわの菓子パンも
噛み応えしっかりのハード系パンも
どれもこれも、大好きです(笑)!!!
(パンに愛を送ってしまう(笑)。。。)
*大好きなカフェの卵サンド
パンのグラムを計量して、カロリー計算してパンを食べていた時期が長かったです。
でも、今はそういうこと無しでパンを食べても、別に身体の不調が起こることも無いですし、「太らない身体」はアラフォーの今も続いています。
むしろ、いろんな思い込みと制限から自由になった後のほうが、ずっと太りにくい身体になっていったと思っています。
・・・・・
今回は、小麦製品の中でもパンを主に取り上げましたが、パスタも同じく小麦製品ですよね。
パスタは、摂食障害の頃、パスタをずーっと避けていて、そしてある時食べられるようになった、思い出深い食べ物です。
くわしくはこちらの記事をご覧ください。
【私の摂食障害】パスタが食べれるようになって、嬉しかった実話