摂食障害の家族相談

【拒食症】外食では食べられるのに家では制限する理由と克服のヒント

拒食症と診断されて以来、親子で食べ歩きばかりしていませんか?食事の改善は、外食ではないはずですが。

 

こんにちは。
摂食障害専門カウンセラー中村綾子です。

「外食なら食べられるのに、家では食べられない」

こうした状況に悩んでいるご家族から、よくご相談をいただきます。

病院から「体重を増やしてください」と言われ、少しでも食べてほしいと外食に連れ出す。

最初はうまくいったように感じても、

「いつまで外食が続くの?」

「なんで家では食べられないの?」

「食費がどんどん増えていく…」

こうした悩みが出てきます。

今日は、この状況を2つの視点から整理してお伝えします。

外食だと食べられる理由

外食で食べられる理由は、お嬢様によってさまざまです。

たとえば、

・一緒に行く家族に構ってもらえることが、うれしい。
・外食という「非日常」にテンションがあがる
・外では「自分が許可している食べ物」を選べる

こうした理由が重なっています。

それでも家では食べられない理由

外食で食べられるからといって、家でも食べられるとは限りません。

・「いつもの自分」に戻ってしまう
・何を食べるか考えることに疲れてしまう
・「拒食症の自分」でいることに理由がある

ご家族は「外で食べられるんだから、家でも!」と期待しがちです。

でも、その期待が回復を遅らせてしまうこともあります。

本当に回復した状態とは、外でも家でも食べられる状態のことです。

▼自宅での「食べ方」をサポートしたいお母様へ

【動画】 拒食症:家族ができる食事サポート(30日間メール付き)
拒食症の娘に何を食べさせればいいの?と悩むご家族に最適!摂食障害専門カウンセラー中村綾子による解説。

拒食症の回復に、本当に必要なこと

拒食症の回復には、3つの段階があります(参照ブログ記事:拒食症3ステップ)。

①身体の回復

②心の回復

③生き方を変える

身体が回復した後に大切なのは、「なぜ拒食症になったのか」という原因と向き合うことです(原因を知りたい方へ)。

原因が分かった上で、

・当時の感情と向き合う
・家族で何度も話し合う
・今からできることを見つける

こうした取り組みが、心の回復につながります。

外食で食べさせようとするより、この本質的な問いと向き合うことの方が、回復への近道です。

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