【摂食障害の回復】友人関係や学校ストレスの克服が回復に与える影響

ゲリラ豪雨を聞きながら室内で、このブログを書いています。

こんにちは。
摂食障害専門カウンセラー中村綾子です。

摂食障害が先か、「ひきこもり」が先か…
これは個人差がありますが、「摂食障害でひきこもり」の方は少なくありません。

ひきこもりが本格化していないご家族には、こちらの動画もオススメです。
⇒【動画】摂食障害とひきこもり~子どもを「ひきこもり」にしないために家族ができること

摂食障害のまま、ひきこもりに陥っていませんか?

同世代と会う機会がない
生活リズムが崩れている
買い物にも、ほとんど行かない

こうした状態が1ケ月以上続いていたら要注意です。

冒頭の通り、このブログを書いている最中、ゲリラ豪雨が始まりましたが、パソコン1台でブログは書けるので、安全な室内でチャカチャカ仕事をしています。

「ひきこもり」に陥ると、もちろんゲリラ豪雨でびしょ濡れになることもないですし、電車が止まっても困ることもないです。

もっと言えば、外が暑くても寒くても、関係ない日々になります。

摂食障害:夏バテ知らずはイイことか?

何年も前ですが、複数の「ひきこもり状態」のクライアント様たちに、同じような質問をしたことがあります。

「暑いねー、夏バテとか大丈夫?」

「あ、別に…。エアコンつけているんで」

以上!

(^▽^;)

仮に自宅で仕事していても、ひとり暮らしの場合はイヤでも何等かで外に出なければいけない事態が発生します。

・スーパー・コンビニに行く
・地下鉄に乗る

しかし…

「ひきこもり状態」(&実家暮らし)の場合は、外出というものがまったくない生活になっている方も少なくありません。

暑くても
寒くても
関係ない生活。

夏バテ知らずです。
これは、「刺激が足りない」という意味で、摂食障害の回復にはデメリットがあると思っています。

摂食障害の回復に役立つ、友人関係/学校ストレスとは?

一般的にストレスはよくないものと勘違いされがちですが…

ストレスがあるからこそ、そこから抜け出そうという力が働くこともあるのではないでしょうか。

友人関係のストレス⇒合わない友達とは違う環境に行こう

学校ストレス⇒自分のやりたいことができる学校に入ろう、そのために受験をがんばろう

といった、●●が上手く行かないから、自分で▲▲を手に入れようという動きです。

摂食障害は心の病気です。
回復の段階によっては、「ストレスを極限までゼロにする」ことで、心の休養をメインにすることも必要になります。

大切なのは、

・今が休む時期なのか否か、ただしく判断する
・回復の段階に合わせた接し方を、ご家族が学ぶ・実践する

といったことではないでしょうか?

摂食障害を長期化させないためにも、今の接し方を見直してみてくださいねー。
こちらの動画が、見直すきっかけに役立つかもしれません。

⇒【動画】摂食障害と接し方

*当オフィスの動画はすべて、摂食障害専門カウンセラー・中村綾子が、企画・収録・編集しています。

*動画はスマートフォンで視聴できますので、はじめての方にもオススメです(くわしい視聴方法はこちら)