春はいろんな花が咲きます。日々インスタのストーリーズで投稿中。
公認心理師・中村綾子です。
開業メルマガはすでに開業しているカウンセラーの方だけではなく、これから開業したい方にも多くお読みいただいています。
開業メルマガの読者さまからご質問をいただきましたので、取り上げます。
開業Q&A:読者さまからのご質問
カウンセリングでの開業には公認心理師または臨床心理士の資格は必要でしょうか。
*ご質問は、開業メルマガから受付しています(無料)。
現役カウンセラーによる回答
カウンセラーとして開業するのに、資格が必要か否かですが…
答は【いいえ】です。
カウンセリング開業に、特に法的なルールはありません。
だれでも、いつでも、「カウンセリングやります!」と言えば、その時からカウンセラーとして開業できます。良くも悪くも、ですが。
多くの開業カウンセラーは、民間資格だったり、無資格だったりします。
また病院につとめているカウンセラーなら資格を持っているはず、と思っている方も多いようですが、それは経営者の考え方次第です。
実際、大学院生の頃、1年上の先輩(まだ大学院生)もクリニックでカウンセラーとして働いていましたから。アルバイトとして。
今回のご質問の【公認心理師】【臨床心理士】について、ちょっと整理してみます。
公認心理師について
唯一の心理系・国家資格です。
2018年からはじまった新しい資格です。
現在は、公認心理師のカリキュラムがある大学と大学院を出ると受験資格があり、その後受験して合格・登録すれば、公認心理師と名乗ることができます。
更新制ではないので、一生ものです。
臨床心理士について
臨床心理士は民間資格です。
勘違いされている方も多いですが、国家資格ではありません。
第1種指定の大学院を修了すると受験資格があり、その後受験して合格・登録すると臨床心理士になります。
5年ごとの更新制のため、日々の活動でポイントを溜める&書類提出&更新料などが必要になります。
今から、カウンセリング開業するなら資格を取るか?
「ハクがつく」という意味では、なんらかの資格はあったほうがいいかもしれません。
しかし資格があれば、集客できるとはいえません。
公認心理師か、臨床心理士か、という選択なら、公認心理師を取ることをオススメします。
国家資格&更新なしなので。
資格の有無にかかわらず、カウンセリング開業で大事なのは、
・やりたいこと
・専門性
をハッキリさせることです。
その上で、情報発信を磨き、カウンセリング集客していきましょう。
情報発信は、「知ってもらうこと」のスタートですから、とてもとても大切です。
どんな勉強でもスキルでも同じように、自己流だけで上手くいく方は稀です。
むしろ、上手くいっていないことに気づかないまま、時間ばかり過ぎてしまうリスクがあります。
私は、きちんと学んで実りある情報発信をオススメします。
ブログも
SNSも初めて…
自分の場合は何から始めればいいの???という方を対象に手取り足取りサポートしています。