公認心理師・中村綾子です。
私がカナダ留学していた経験から、「働き方」については、いつも疑問をいただき続け、自分の働き方についても常に改善を繰り返してきました。
今回は、私が10代で経験したカナダ生活での働き方をご紹介しっつ、新しい働き方のご提案です。
カナダ留学で見た、異なる働き方
留学1年目は、カナダ・マニトバ州(赤い星のほう)。内陸の超田舎で超寒いエリアです。マイナス30~40度になって、玄関が凍ったことも。。。
ちなみに大学は、青い星のほうで、ビクトリアは温暖な気候で名古屋とほぼ同じでした。
私がカナダに留学していた時、日本とは全く異なる働き方に衝撃を受けました。
1. 午後3時に帰宅する高校教師
カナダの高校で、数学の先生が午後3時過ぎにHave a nice evening! と言って帰宅する姿を見ました。
軽やかな足取りで。
長いブロンドヘアをなびかせて(笑)。
先生が校舎を後にした姿、今でも覚えています。
日本の教師が夜遅くまで職員室にいる光景とは対照的でした。
*2019年3月カナダ旅行の時のランチです。ぜんぜん美味しくなかったです(笑)。
2.仕事後にサイクリングを楽しむ社長
カナダ留学1年目はホームステイでした。
2件目のホームステイ先のホストファザーは不動産会社の社長でしたが、夕方5時には帰宅し、子どもたちとサイクリングに出かけていました。
ちなみに、子どもは養子で3歳の双子でした。
仕事後の時間を楽しむという価値観に触れ、日本の「長時間労働」との違いを感じました。
日本の働き方への疑問
帰国後、日本の働き方に違和感を覚えました。
朝出勤して、夜帰宅して、ごはん食べて、お風呂入って、寝て…終わり。
我が家は、父が毎晩、自宅で夕飯を食べる家でしたが、それさえも近所の家ではめずらしいほうでした。
特に、新卒一括採用や長時間労働の文化に疑問を感じました。
– バリバリ働くか、フリーターになるかの二択
– 朝から晩まで働き、飲み会や出張もこなすことが「一人前」とされる風潮
– 柔軟な働き方(午前中だけ、週3日だけなど)の選択肢の少なさ
働くって何なんだろう…。
特に摂食障害で無職だった時代には、本当に悩みましたし「自分なんて、何も仕事ができない、社会の中で生きていけない」と本気で思っていました。
だから自営業になるしかなかったのです。
開業カウンセラーを目指す方々へ
私たちには、働き方を変える自由があります。
開業カウンセラーを目指す方は、クライアントの人生に寄り添う仕事をするからこそ、自分自身のワークライフバランスも大切にしてほしいと思います。
– 自分に合った働き方を探求する
– 仕事とプライベートの境界線を明確にする
– 自己成長の時間を確保する
私自身、開業コンサルティングや個別カウンセリングを続けながら、動画を活用した新しい働き方にシフトしていく予定です。
時代とともに変化する働き方に柔軟に対応しつつ、自分らしさを失わない働き方を模索していきたいと思います。
これから開業する方も、自分にとっての理想の働き方を見つけ、実践していってください。それが、クライアントにとっても、より良いサポートにつながるはずですから。
*個別の働き方のご相談は、開業コンサルティングで承ります。