摂食障害の家族相談

摂食障害とクリスマス。私が「フツーに食べる」ために変えたこと

摂食障害専門カウンセラー中村綾子です。
クリスマス・イブですねー。

拒食症・過食症、クリスマスケーキを食べても太らないコツ、クリスマや年末の不安を家族の接し方で安心に変えよう

*私からのクリスマスケーキをプレゼント♡

笑顔でケーキを持つ今の私。

でも、昔はケーキを見るだけで怖くてたまらなかったです。
実際、ケーキ屋さんに行くことも避けていました。

そんな私が、どうやって「食べられない自分」から「フツーに食べる自分」へと変われたのか。

それは、クリスマスを楽しむための「3つの余裕」を手に入れたからです。

時間の余裕(働き方を見直す)

自分を追い詰める環境や働き方では、心は休まりません。

自分に合った仕事を選び、生活のリズムを整えることが、回復への近道でした。

また、自分に合った仕事を見つけていくためにも、何がやりたいのか分からなくなったら、一旦立ち止まることも大切です。

私の場合は、完全休養が大きなきっかけでした。

⇒完全休養で、私の摂食障害が劇的に回復に向かった話

身体の余裕(飢餓からの脱出)

栄養が足りない脳では、正しい判断ができません。
まずは身体を満たすこと。

治り方の3ステップでもお伝えしていますが、身体⇒心⇒生き方、でしたよね?

やっぱり、身体という枠組みありきの回復なのです。

【拒食症3ステップ】体重と心が治る順番《ご家族必見》
【低体重からの回復】ぜったい知っておきたい!拒食症3ステップ。身体、心、生き方。摂食障害専門カウンセラー中村綾子が《図解》しました。入院を繰り返す前にお読みください。

心の余裕(楽しむ許可)

食べる罪悪感なんて、不要です。

好きなもの
美味しいもの

これらは、人生を楽しくいきていくために「必要」なものです。

「食べることは悪ではない」と、自分に許可を出していきましょう。

摂食障害の克服は、「焦り」が大切

そして最後に伝えたいのは、 「治すことには、健全な焦りを持ってほしい」ということ。

時間は無限ではありません。

お嬢様自身もご家族も、確実に歳を重ねていきます。

拒食症・過食症で時間ばかり流れてしまうのは、本当に残念なことです。

摂食障害は治る病気です。

来年のクリスマスは、今よりもっと自由に迎えられるよう、一歩を踏み出しませんか?

【拒食症・過食症】メールカウンセリングのご案内
【年末年始も相談可】摂食障害専門カウンセラーに1対1でメールにて相談できます。ご家族の接し方、声がけ、休学・休職の悩みなど承っております。治りたくない…と言うお嬢様を持つご家族こそ早めにご相談ください。