
お嬢様がスマホを見ながら、不安そうな顔をしていませんか?
「この人はもう治っているのに、私はまだ…」
「○○を食べたら痩せるって書いてある。やらなきゃ」
「この方法で治ったって言ってる。私も真似しなきゃ」
そんな姿を見ると、つい「スマホなんて見るのをやめなさい」と言いたくなってしまうかもしれません。
スマホ自体が悪者のように見えてしまうこともありますよね。
でも、現代においてスマホは切り離せないツールです。(きっと今、お母様もこの画面をスマホで見ているはずですよね)
お嬢様がSNSの情報に振り回されてしまった時の対処法と、その「焦り」を回復のエネルギーに変えるための「回復スケジュール」についてお話しします。
SNSで焦るのは「普通」のことです
まず知っておいていただきたいのは、「焦ってしまうのは当たり前の反応」だということです。
SNSの世界には、刺激的な言葉が溢れています。
「これだけで治った!」
「たった1週間で激変!」
「私の劇的回復ストーリー」
人間の脳は、本能的に「他人の成功」や「簡単に変われる方法」に強く反応するようにできています。だからこそ、お嬢様がそれを見て心がざわついたり、焦ったりするのは決して意志が弱いからではありません。
ですから、まずは「焦っちゃうよね」と、その気持ちを受け止めてあげてください。
焦ったときの応急処置は「深呼吸」
焦りが強くなると、呼吸が浅くなり、思考が猛スピードで回転し始めます。「何かすぐに行動しなきゃ!」という衝動に駆られてしまうのです。
そんな時、一番有効なのは「深呼吸」です。
一度スマホから目を離し、深く息を吐く。
これだけで「今の自分」に戻るスイッチが入ります。 お母様が隣で「ちょっと深呼吸してみようか」と声をかけてあげるだけでも、お嬢様の張り詰めた心はふっと緩みます。
「焦り」を完全に消す必要はありません
ここで大切なポイントがあります。それは、「焦りは必ずしも悪いものではない」ということです。
焦りとは、裏を返せば「治りたい」「変わりたい」という強い願いの表れでもあります。 ただ、焦りには「間違った焦り」と「正しい焦り」の2種類があります。
間違った焦り
他人と比べて落ち込む
できない自分を責める
情報の波に飲み込まれる
→ これは心を疲れさせ、摂食障害の回復をストップさせてしまいます。
正しい焦り
自分の未来を真剣に考えている
今のままでは苦しいと気づいている
「変わりたい」という意欲がある
→ こちらは、摂食障害の回復へと進むための強力なエネルギーになります。
「焦るのは悪いことじゃないよ。それだけ治したいと思っている証拠だね」
そう伝えてあげるだけで、お嬢様の苦しい焦りは、味方に変わり始めます。
エネルギーを向ける先=「スケジュール」を作る
焦りはガソリンのようなものです。エネルギーはあるけれど、向かうべき「方向」が決まっていないと、その場で空回りしたり暴走したりしてしまいます。
SNSの情報に振り回されてしまうのは、「自分だけの回復の地図(スケジュール)」を持っていないからです。
そこで必要になるのが「摂食障害の回復スケジュール」です。
何を
どの順番で
どのくらいのペースで
これらが明確になった「回復スケジュール」があれば、迷いがなくなります。
「私は今、ここをやればいいんだ」と自分のペースがわかる
他人の成功を見ても「あの人はあの人、私は私」と思える
小さな達成感が積み重なり、自信になる
こうして初めて、漠然とした焦りが「具体的な行動」へと変わっていくのです。
拒食症・過食症:悩みが尽きないお母様へ
お嬢様がSNSを見てイライラしたり焦ったりする姿を見るのは辛いことですが、それは「治りたい」ともがいている証でもあります。
そのエネルギーを否定せず、「進むべき道」を示してあげてください。
まずは深呼吸で落ち着くこと。
そして、お母様と一緒に「正しく焦るための地図」を作っていくことが大切です。
具体的な「回復スケジュールの立て方」については、お母様と娘さんが安心して取り組めるよう、丁寧に解説した動画をご用意しています。
焦りを敵にせず、味方につけながら。
摂食障害の回復を一歩ずつ、確実に進めていきましょう。
▼スケジュールが学べる動画はこちら

▼娘になんて言ったらいいの?と毎日悩んでいるお母様へ

