摂食障害カウンセリング
中村綾子です。
就職活動していた際、いろんなことを考えていました。
その1つが、TOEIC(英語の試験)です。
留学経験ではなく、スコア。
留学してどう成長したか?ではなく、●点以上。
募集要項の記載をみながら、仕方なく、TOEICを受験していました。
そして、TOEICさえ取れれば、受かる、働ける!と思い込んでいました。
けれど・・・結局、スコアは基準にはなっても、それで全てOKではないんですよね。
ほぼ全滅の就職活動から、そう学びました。
これと同じような心境を、多くのお母様方から感じています。
「あの娘さえ治ってくれれば・・・」
「摂食障害さえなければ・・・」
そんなふうに思っていないでしょうか?
摂食障害とは、今、突然、沸いた問題ではありません。
「発症」を感じる何年も前から、いろんなことが積み重なってきたのです。
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・入学した学校で上手くいかなくなったり
・ご家族の引っ越しと重なったり
・仲良しの友人が急に離れていったり
・習い事の先生と上手くいかなくなったり
・お母様のお仕事が忙しくなったり
・好きだった部活で、いじめられたり・・・etc.
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どれか1つではないけれど、摂食障害に無関係のことは1つもありません。
色々あって、積み重なって、もう無理!という状況に追い込まれたから、摂食障害になったのです。
摂食障害は、色々あったことの「結果」でしかありません。
だからこそ、「結果」だけをなんとかしようって考えても、治っていかないのです。
過去には戻れないけれど、今、振り返ることは出来ます。
過去をやり直すことはできないけれど、今の生活を改善していくことは出来ます。
心の傷は「無かったこと」にはならないけれど、傷を知り、痛みを活かすことは出来ます。
だからこそ、大切なんです。
心と向き合うことが。
向き合うことは勇気のいることです。
今の勇気が、こんな悩みも解消してくれるのです。