摂食障害専門カウンセリング
中村綾子です。
先日、メルマガ読者さまからとっても素敵なメールをいただきました!
*メルマガとは、週2回無料で配信しています摂食障害の治るヒントです。
ご登録は、こちらです。
いただきましたメールを繰り返し繰り返し読ませていただきました。
そのたびに、私の目は涙でいっぱいになりました。
お母様としての葛藤
ご家族での取り組み
そして、お嬢様の回復。。。
それらが、手に取るように伝わってきました。
心労の耐えない日々であったことをお察し致します。
そんな日々に、私のメルマガを熱心にお読みくださり、こうして御礼のメールまでお寄せくださるとは。。。
私も感謝の気持ちでいっぱいになりました。
そして、摂食障害は治る病気だと、改めて確信します。
ブログへの掲載許可を依頼しましたところ、とても快く了承していただきました。
プライバシーに配慮し、一部変更しておりますが、以下に記載いたします。
中村綾子様
突然のメールで失礼いたします。
一度お礼をと思い、メールに綴らせていただきます。
この2年間で何度もメール内容に救われました。
母として考えを改めること。
悩みや辛さを分かち合うこと。
娘の気持ちを少しづつ掬うように拾い上げでいくこと。
先のことよりも、今出来ることを考えて行動すること。
必ず治っていくこと。
いつでも、明るい未来があること。
入学ごろから次第にゆっくりと痩せていく娘を、「何が原因なのだろう」「何処に問題があるのだろう」と見つめて夏が過ぎました。
優等生気質で勉強もスポーツも出来ることに誇りとプライドを持ち、常に目標が高い娘を、どうやって立ち止まらせることが出来るのか、を悩んでいました。
思春期外来や心理カウンセラーを転々として、秋が過ぎた頃に、ネット検索で中村様に出会いました。
母と娘の関係が全てではないにしても、まずはそこから変えていかないとダメなのだと気付いた時でした。
母親が変わらなければ、と気付いた時には、娘の身体は既に危機的状況に近く、辿り着いた医師の元でやっと娘も私も夫も納得の行く治療方針に出会いました。
その後、120日間の入院生活を経て、日常生活を取り戻すまでに半年。
親子3人べったり(笑)・・・関係を築き直しました。この3人の関係を、娘が幼い頃に戻って結び直した時間のおかげで、日常が戻ってきました。
勉強も外出も娯楽も何も無い時間の中で、考える時間だけがたっぷりとあり、何に悩み、困っているのか…
その時にとても参考になったのが、中村様の様々な言葉でした。
いつもはっと気付かされ、立ち返る…そんな風に教えていただきました。
普通に生活できることが、どんなに素晴らしいことか、学びました。
そして、この病気と、これを直していく時間が、娘がこれから生きていく上で必要だったのだ、とも解るようになりました。
何よりも「生きるためにこの病気になった」のだと教えてもらった事が全ての支えになり、治りたい、治ると強く思ったのです。
日常が戻って1年が過ぎました。
この1年で猛スピードで成長して行く娘に親はハラハラしつつ、見守ることに必死です。
まだまだ経過観察が必要ですが、少しだけ安心できるようになりました。
長々と綴り失礼いたしました。
私のように、救われた母もおりますこと、お伝えしたかったのです。
どうもありがとうございます。
これからも、メルマガは拝読させてくださいませ。
中村様のご活躍、祈念しております。
本当に素敵なメッセージをいただきまして、ありがとうございます!
良き主治医の先生に巡り合い、ご家族で取り組まれたこと、そしてお嬢様が回復に向かわれたこと、本当に素晴らしいと思います。
そんな日々に私のメルマガを読んでくださったこと、本当にうれしいです。
摂食障害になった意味。
摂食障害になるしかなかった心のつらさ。
言葉では訴えることが出来ず、身体で命がけで訴えるしかなかった心。
そこに、ちゃんと気づいていかれていった姿が、とても伝わってきます。
摂食障害は治る病気。
こうした実体験に触れる度に、改めて確信させてくれます。
「私が変わらなければ」とおっしゃるお母様は、とても多いです。
同時に、何をどうするのか、どう変わるのか、変わった先がどうなるのか。。。
未知の世界のように感じていらっしゃるお母様も、とても多いのが現状です。
「変わったらどうなるのか」とは、上記のメルマガ読者様のように、すでにご経験されたお母様方が示してくれているのではないでしょうか?
お母様が変わっていくこと。
家の中全体が変わっていくのです。
母親カウンセリングで、変わるということ。
この4段階、必ずメモしておいてくださいね^^