【摂食障害】治ったきっかけは、何ですか?

カウンセラー中村綾子です。

・拒食症の時、何かのきっかけで食べられるようになったのですか?

・「過食をやめよう」と思ったきっかけは?

・どんな言葉がきっかけで、治ったのですか?

こうした「きっかけ」を検索し続けている方のために、役立つ情報をお届けします!

そもそも、きっかけとは?

摂食障害以外のことで、「きっかけ」について考えてみると、きっとわかりやすいと思います。

・スポーツが好きになったきっかけ
・英語が好きになったきっかけ
・食べるのが好きになったきっかけ・・・etc.

それぞれ、思い出してみてください。
「アレがきっかけだったかも・・・」と思い出すことがあるかと思います。

ですが、「きっかけ」とは、後から振り返って気づくものですよね。

例えば、今、英語が好きなら、

「いつから好きだったかなぁ~」
「そういえば、中学までは英語キライだったかも」
「あ、高校時代、●●先生の授業が面白くて、好きになったのかも!」

「高校時代の●●先生」がきっかけ

と、分かるのだと思います。

つまり・・・

きっかけは、探し求めるものではありません!
摂食障害が治るきっかけも同じです。

治るきっかけは、いつでもどこでも見つかる

私自身の摂食障害の回復を振り返ってみても、治ったきっかけは1つではなく、複数がからみあっていたよ思います。

そして、日常生活の中で、治るきっかけは、いつでもどこでも見つかるものです。

・過食にかかる金額の大きさの気づいて、「こんなにお金を使うのはもったいない」と気づく

・夏にプールに行きたい!でも、水着が着れない ⇒ 「拒食過食を繰り返すより、ちゃんと治ろう」

・成人式で、人に会うのが怖い ⇒ 「再会が楽しみ!と言える自分になろう」

いかがですか?
ホントは治るきっかけなんて、日常の中でいくらでも、いくつでも転がっています。

でも、気づくか気づかないかは、あなた次第です。
気づいても、それをチャンスと捉えるか、落ち込みっぱなしになるかも、あなた次第です。

摂食障害の回復が、新たなきっかけに

摂食障害は、1つの病気に過ぎないはずですが・・

病気を恨んだり
病気を否定したり
病気を後悔したり・・・

してしまう人が多いです。

でも、摂食障害の回復によって、摂食障害から得られたものに気づいたり、新しい自分を発見したりすることが、たくさんあります。

クライアント様が自らのチカラで「気づき」を得てく回復プロセス。
それは、クライアント様が頼もしく変化していくプロセスでもあります。

次回のメルマガでは、私の大好きな卒業アンケートをご紹介いたします。
摂食障害がきっかけになった話とは。

次回のメルマガは、7月14日(火)20時配信です。
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