自分が変わると、相手も変わる

摂食障害専門カウンセリング
中村綾子です。

先日、実家に電話すると・・・

「今朝、10時まで寝ていたわ~」

母よ。。。

普段から、父の休日は遅めの起床だと聞いていましたが、
10時まで寝ていたことは、まず無いのです^^;;

緩みっぱなし(笑)。

でも、緩んだお蔭。
私の摂食障害が治った理由も、
まず先に母が緩んでくれたから。

母が緩むと、娘も緩む。
娘が緩むと、母はさらに緩む。

現在は「さらに」が超!加速中なのかもしれません(笑)。

・・・

摂食障害でしんどい時、
人のせいにしがちです。

「家族が悪いから摂食障害になったんだ!」

私自身も、何度も何度も、こうした言葉を言ってきました。

そして、変わろうとしても変われない自分への苛立ちから、こんな言葉もよくありました。

「私だけが、頑張っている」

摂食障害に悩む方
自分は被害者なんだと思い込んでいる方に、
この考え方は、とても多くみられると思います。

親は、変わってくれない。
自分はこんなに頑張っているのに。

娘は食べるようにならない。
私(母)は、こんなにあなたのために尽くしているのに。

お互いがお互いを非難して、
ぎゅうぎゅう詰めに苦しくして、
お互いがお互いをコントロールして。

なんにも楽しくないし、
なんにもラクになっていかないです。

それよりも、まず、自分。
自分が変わることです。

「自分」とは、あなた。
このブログを読んでくださっている「あなた」です。

「あなた」が摂食障害のご本人であっても、
「あなた」が摂食障害のご家族であっても、
どっちでもいいのです。

まずは、自分が変わること。

自分が変わると、周りは自然に変わっていきます。
家族以外で言えば、付き合う人が段々かわっていきます。

こんな言葉がありますよね。

一石を投じる

石を水に投げると波紋が生じることに喩えた表現。

あなたが、家族の中に一石を投じるのです。
自然に、波紋となって広がっていくから。

変わるしかない状態と、
変わりたいという気持ちが、
少しずつ少しずつ、周りに広がっていくから。

ギスギスした雰囲気も
我慢ばかりしている人間関係も
お互いの顔色をみて「いい子」「いい人」をやり続けている関係も、

いろんなことが変わっていくから。

摂食障害が治るとは、その【結果】でしかありません。
結果が手に入ることを、なかなか信じられない時、実例にふれることが役立つかもしれません。

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