摂食障害【専門】だから分かること

摂食障害専門カウンセリング
中村綾子です。

毎回のブログ記事に書いていますが・・・
私は、摂食障害だけを【専門】にカウンセリングを提供しています。

摂食障害で悩み続けた7年間。
それ以前から学んできた心理学と臨床心理学。


母校・ビクトリア大学(カナダ)

高校時代から読み始めた心理系の本。
親子関係の本の数々。

摂食障害の診断を受ける頃から読み始めた
摂食障害の治療法の本。
摂食障害の自分を診てくれる治療者さがし。

心と栄養。
栄養と身体。

いろんなことを学び続け、考え続けてきました。

だから、摂食障害【専門】とお伝えしているのです。

経験と知識。
その両方があること、それが「自称・専門」の人たちと異なることです。

・・・

先日、美容院に行ってきました。

担当の美容師さんは、オーナーさんです。

白を基調とした店内は、とってもゆったりしていて明るい雰囲気で、大好きです。

そんな内装の話をしていたら・・
8年前のオープン時の話を聞かせてくれました!

「廃墟だった・・・」と(笑)。

以前にも美容室の店舗だった場所だそうですが、
しばらく空き店舗になっていたところを、紹介されて内覧したそうです。

内覧時の印象は、広くて、古くて、何もない【廃墟】に見えたそうです。

そこから、美容室を手掛ける施工業者に頼み、内装を大々的に変えていったそうです。

けれど・・・

希望のほとんどは、通らなかったとのこと。
数々のダメ出しをされたそうです。。。

例えば、、、

床を天然素材にしたい

NG.髪の毛がつまる、液剤がしみ込んで取れない

でも、施工業者の言う通りにしてよかったと思っているそうです。

「やっぱり、餅は餅屋だから」

その通りなのです!

美容師さんとしての技術はあっても、
内装のプロではないのです。

だから、希望が通らなくても、ダメ出しされても、「いう通りにする」を選択されたのです。

このやり取りから学ぶことは、とても多いと思います。

■摂食障害が治らない方に多い共通点。

プライドに固まっていて、素直になれないこと。

多くの治療者(医師・カウンセラー)や家族は、決してあなたの敵ではありません。
あなたが少しでもよくなるように、一生懸命いろんな話をしているのです。

でも、すぐにこんな反応をしていませんか?

否定された!
私が頑張ってきたのに!
このやり方のほうが、自分に合っているんです!

餅は餅屋なのです。

私は、自身の経験から、摂食障害の方が、陥りやすい心理パターンを知っています。
それは、机上の空論でもなく、暗記してきたものでもありません。

摂食障害の経験から体感しているのです。

ちょっと調子がいい時に、暴走してしまうことも。
一気にたくさんのことに手を広げてしまいがちな傾向も。
摂食障害を「無かったこと」にしたい気持ちも・・・etc.

だから、時には、あなたが何かを始めようとするとき、
私がブレーキとしての役割を担う必要があると感じています。

その後の回復は、あなたの選択次第です。

素直に聞き入れて、回復した後、「やっぱり、餅は餅屋だね」と実感するのか、「私はちがう!」と反発して、摂食障害をこの先もずーっと続けるのか。

どちらを選んでもあなたの人生です。
でも、治ろうと少しでも思っているなら、プライドを捨てて、素直になっていきませんか?

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