摂食障害の「顔のむくみ」「下腹ぽっこり」への対処法

摂食障害専門カウンセリング
中村綾子です。

・きちんと食べ始めたら急に下腹がぽっこりした
・顔のむくみがひどくてツライ
・体重が増えれば治るって、ホント?

といった、摂食障害の途中で身体の変化に悩んでいる方に向けて、役立つ情報をお届けします。
摂食障害のご本人様だけではなく、お母様方にもオススメです。

まずは、むくみでも、下腹ぽっこりでも、きちんと取り組めば直るので、大丈夫です!

ただし、「取り組み方」「向き合い方」は大切です。

摂食障害:体重が1週間で4㎏増えた経験談

私もすごい増えた時があります。
確かにものすごい過食でしたが、1週間で4キロ増えたこともありました。

大切なのは、短期間で決めつけないことです。

今、考える必要があるのは、急に体重が増えたかどうかより、体重だけに振り回されてしまう心だからです。

・どんどん増えたら、嫌われるかも
・このまま治ったら、誰も心配してくれないのかも
・治ることは、太ることなの?
・生理がもどるのが、怖い…etc.

ホントは、いろんな感情があるはずなんです。

感情を一つ一つ言葉に乗せて
気持ちにフタをするより、
外に出すことを恐がらないで。

体重がふつうになることは、摂食障害が治る上でも、社会生活をする上でも、必要なことのはず。

体重はぜったい増やしたくないけど、元気になりたい。
体重が増えるのは嫌だけど、生理が止まっているのは困る。
体重が増えても筋肉ならいいけど、体脂肪は嫌・・・etc.

こうした矛盾ばかり言っていませんか?

その矛盾こそ、きちんと向きうあうことなのです。

矛盾に気づき
矛盾を言葉にして
矛盾を改めていきましょう。

そのプロセスこそ、今の「怖い」に向き合うことなのです。

摂食障害:「むくみ」が起こる原因と対処法

身体がプニュプニュしているような・・・足が重たいような・・・ヘンな感覚がありました。

また、体重が現在よりずっと少なくても、顔ばかりムニュムニュに膨らんでいた時期があります。
当時は、足やお腹はガリガリなのに、とてもアンバランスな体型になっていました。

過食嘔吐をしていれば、むくみは当然です。
でも、私の場合は、「吐いていないのに、むくみ?!」とパニックになりました。

嘔吐以外で、むくみの原因として考えられるのは・・・

・栄養のアンバランス
・心のイライラ
・身体の冷え
・低体重・・・etc.

医学的に、というよりも、私自身や多くのクライアント様の様子から、上記のような「むくみの原因」を感じています。

急に栄養を入れても、身体がついていかないことがあります。
急に身体が変化すると、心が苦しくなることもあります。
そして、身体が変わっていくのは年単位での時間が必要です。

むくみの対処法としては、まずは、リラックスです^^

マッサージで、心も身体もリラックス。
アロマでもかいで、リラックス。

それからじっくり考えていきましょう。

拒食症の回復:「下腹ぽっこり」がツライ時

この悩みは、体重以上に深刻かもしれません。摂食障害専門カウンセリングでも、ほぼ全員から「下腹ぽっこり」の悩みをいただいています。

「下腹ぽっこり」に悩み始めると・・・

無理やり運動したり
極端に食べなくなったり

アンバランスな体型にやり切れなくなって、痩せたい!が非常に強くなりやすい時期ですよね。

とてもツライ時期だけれど、向き合うチャンスでもあります。

・なんで拒食が始まったのか
・摂食障害が始まる前は、どんな生活?
・今も、痩せることが最優先になる理由は?
・見えない部分が嫌な理由は?
・病気のままでいたい自分とは?
・周りの目が気になって仕方がない自分…etc.

あなたが心と向き合わない限り、摂食障害という病気は、何も改善していかないのです。

同時に、あなたが、あなたの心を無視している限り、「下腹ぽっこり」も、ずっと続いていくのです。

向き合い続けて
少しずつ毎日の行動を変えていくこと

向き合い続けて
対人関係の在り方・付き合い方を変えていくこと

向き合い続けて
働き方・生き方を変えていくこと。

仮に、ご家族がどんなに協力してくれても、これらは、あなたにしか改善できないことなのです。

今、あなたの働き方を考えていますか?
摂食障害を体重ではなく「生き方」「働き方」で考える理由

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拒食症・過食症でずっと家にひきこもっていませんか?「見守る」「本人任せ」では回復は難しいです。摂食障害の診断から1年以上経過している方は、要注意。