摂食障害専門カウンセリング
中村綾子です。
カウンセリングという言葉は、とても曖昧で、いろんな人がいろんな意味で使っているように思います。
心理学を学んできた経験から言えば、カウンセリングという言葉が、いろんな場面で使われ過ぎている印象も受けます。
そこで、当オフィスのカウンセリングを図解で説明致します。
全体の流れを、ざっくりと分けるとこうなります。
■摂食障害専門カウンセリング:お申込みから卒業までの流れ
(1)お申込み
(2)初回カウンセリング
(3)継続コースのカウンセリング
・カウンセリングを始めたばかりの頃(数回~10回くらい)
・カウンセリング中盤(これが個人差が大きいところ)
・卒業間近(ラスト6回くらい)(4)卒業
今回のブログ記事では、「カウンセリングを始めたばかりの頃」を図解で説明します。
ざっくり分けると3つの時間があります。
近況
↓
これまでの様子
↓
ご質問
という流れを大事にしています。
ブログにも書いています通り、カウンセリングとは目先の行動を変えることではありません。
心が変わっていくためのカウンセリングです。
そのため過去を振り返る作業を、とても大切にしています。
「これまでの様子」とは、生まれてから現在までの様子を語ってもらうことです。
そのため、1回では終わらないので、数回から10回と記載しました。
よく病院などで「これまでの経過」を話す際には、それだけで時間が終わってしまうことがあるかと思います。
けれど・・・
せっかくカウンセリングにお越しになっているのだから、
「過去の話だけ」になるのは、もったいないと思っています。
今、困っていること。
今、知りたいこと。
今日明日にでも、答を出さないといけないこと・・・etc.
一人ひとりがいろんな想いを抱えて、カウンセリングにお越しくださっていると思っています。
だからこそ、「近況」の時間も大切なのです。
さらに、最後の「ご質問」の時間は、継続コースの中盤であっても、できる限り毎回5~10分確保するように心がけています。
理由は、カウンセリングが終わった直後に「聞いておけばよかった!」と思い出すからです。
私も何度も経験済みです。
過去の話も大事ですが、カウンセリングから帰宅するのは同じ家なので、家でどうしたらいいかを知りたい!という気持ちが強かったです。
だから、「ご質問」の時間は、そんな不安を少しでも解消するために大事な時間です。
つまり・・・
継続コースのカウンセリングを開始したばかりの頃は、
10分(近況)
30分(これまでの様子)
10分(ご質問)
というふうに、50分間のカウンセリングは、本当にあっという間だと思います。
じっくり取り組むことは大切ですが、
カウンセリングは、ダラダラお喋りを続ける場所ではありません。
限られた時間の中で、成果を出す。そんなカウンセリングを目指しています。
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