拒食・過食の治し方

【過食症の回復】ヘルシー過ぎの食生活と、高カロリーの過食。

摂食障害専門カウンセリング
中村綾子です。

 

少し前のメルマガに書きましたが・・・
ようやくその写真をアップです^^

 

サーティーワンのアイスクリーム。
キャラメルリボン。

 

こうした甘-いものが大好きです。
夏だからさっぱりシャーベットしか食べられないという友人も結構いますが、私は夏でもしっかり甘い!と思えるもののほうが好きです(笑)。

 

普段から、甘いもの。
普段から、「美味しい」と思えるもの。

 

だから、過食が必要ない。

 

過食も拒食も無い今、そんな毎日です。

 

でも、過食が酷かった頃は、やっぱり極端な食生活をしていました。
アイスクリームだけではなく、いろんな食べ物について言えたと思います。

 

普段が、超・ヘルシー。
過食で、超・高カロリー。

 

いろんな食べ物について、【当時の普段】と【過食時】の違いを書いてみます。

 

■アイスクリーム

 

過食時代のフツーの日:アイスクリームなんて食べない!と言い張っていました。もしくは、豆乳使用のダイエットアイスクリームのみ。

過食衝動:ハーゲンダッツは必須でした。アイスクリームの後に、次々と菓子パン。。。

 

■パン

 

過食時代のフツーの日:ライ麦フルーツ、天然酵母などのこだわり高級パン

過食衝動:コンビニの菓子パン(ピーナッツバターのパンやメロンパンなど)

 

■米

 

過食時代のフツーの日:避けていたり、極力少量

過食衝動:コンビニのお握りをいくつも一気食い

 

■ケーキ

過食時代のフツーの日:ほぼケーキは食べませんでした。

過食衝動:コンビニのケーキというより、マドレーヌ系の焼き菓子

 

たぶん、何もかもが極端だったと思います。

 

普段の食事は、野菜もしっかり毎食食べなければいけない、と思っているのに、過食になると、ジャンクフードばかりを詰め込んでしまう。

 

普段から、アイスクリームをおやつに食べればいいのに、「食べていいもの」に分類されるのは、上記のダイエットアイスだけ。

 

ホントは、美味しいケーキ屋さんのケーキが好きなのに、そういうものは「食べたらダメなもの」に分類されていて・・・etc.

 

今、こうして思い出しても、「なんで、そんなことしていたんだろう???」という気持ちになります(汗)。

極端な食生活から、「過食」が無くなるには

ひとことで言うなら、妥協点を見つけていく、です。

 

普段から「野菜ゼロの日」があってもいいかなぁ~と思い始める。

 

野菜が無い日もあれば、
ケーキを食べる日もある。

 

コンビニの菓子パンが食べたいと思えば、
その欲求のまま、コンビニによって買って食べる(参照:朝ごはんと昼ごはんをコンビニで

 

米もふつうに。
日本人だから。

 

ただ、それだけ。

 

妥協点って言葉でいうととてもカンタンなことです。
でも、妥協できない何かがあって、ずーっと上手くいかないのが拒食・過食の状態。

 

その「何か」って、何なんだろう?って考えることは誰しもあるかと思いますが、
「何か」っていうのは、ほとんどの場合、昨日・今日のストレスではありません。

 

昨日・今日のストレスではなく、もっともっと心の奥底にあるモノ。

 

食事を整えることは、身体にとってプラスに働きます。
でも、食事だけでは、「心の病気」である摂食障害は改善していかないのです。

 

摂食障害が治るために出来ること。
食事だけを整えることでも、
根性で治すことでもありません。
性格を変える必要もありません。

 

でも、あなたがあなたの心と向き合っていくと、「何か」が分かり始めると同時に「食」も必ず変わっていくのです!

 

自分を認めるということ。
摂食障害から卒業されたクライアント様からの頼もしいメッセージは、こちらです。

【ご卒業★摂食障害】これからの未来を楽しく生きようと思います。

過食をやめるセルフケア伴走プログラム(ご家族・ご本人)
過食症のご家族・本人向け。自宅でできる回復プログラムです。公認心理師による最大30日間のサポート付き。