摂食障害専門カウンセリング
中村綾子です。
拒食なの?
過食なの?
と聞かれることが嫌でした。
勿論、きかれる場所というのはたいていが病院の診察室で、たいていが1回目の診察ですが。
拒食なのか
過食なのか
そのどちらか1つという質問に答えるということは、「どっちもあり」だった私の症状と、「どちらもない時間も多い」事実が、消えてなくなるような印象をうけました。
だから、
拒食と過食のはざまで、いつも行ったり来たりしていたのは症状だけではなく、「私」という心そのものでした。
拒食と過食のどちらか?という質問は、
拒食なら●●
過食なら●●
といった、魔法のような治療法が存在するようにも感じました。
7年もの摂食障害を経て思う事は、そんな魔法はどこにも存在しないということ。
そして、「拒食と過食のはざま」で悩んでいる人こそ、深い悩みがあって、それをだれにも分かってもらえなくて、さらに悩んでしまう・・・という悪循環にハマっているということ。
だから、経験者カウンセラーとして、私はお伝えしたいのです。
拒食と過食のはざまで悩んでいるのは、あなた一人じゃないよ!って。
表現しにく悩みも
症状があるんだか無いんだか
治ったのか治っていないのか
良く分からない状態こそ
いろいろなことが、心の中をグルグル回って、頭の中を占領して、苦しい気持ちがいっぱいだってことを、私は長く経験しているから。
だから、そんなイロイロを話して、聴いてもらえる場所こそ、あなたには必要だと思うのです。