食べたくない時に過食してしまう理由とは

摂食障害カウンセリング
中村綾子です。

お菓子、今も大好きです^^
パン、今も大好きです。

インスタをご覧くださっている方はご存知の通りですが…
通販のパンを大人買いした・・・という話は、これまでにも書いています。

ある日のお昼ごはん^^

ベーグルです。
美味しいです(笑)。

最近は、コロナの影響もあり、自炊が増えています。
やっぱり自分で用意して食べるのが1番安心かと思う今日この頃です。

過食だったころは、違った意味でたくさん食べていました。

食べだしたら止まらない!
全然、「おなかいっぱい」にならない!

「おいしい」のか、
「美味しくない」のか、
それさえも分からない!

深呼吸もアロマも対処療法としてはイイですが・・・それだけで止まれば、きっと過食で悩んでいる人はいないですよね^^;;

では、「食べたくないのに過食」とは、一体何なのか。。。

これを2つのポイントで考えていきます。

「食べたくないのに過食」とは

食べたいものを食べている時点で、ムダ食いです。
過食と食べすぎは違います。

*過食と食べ過ぎの定義は、あなた自身で作っていきましょう。

ほとんどの場合、「過食」とは、食べたくないのに、どんどん詰め込んでしまう行為です。
食べ始めは「食べたい」であっても、限度を超えて、お腹いっぱいなのに、気持ち悪いのに食べ続けてしまうのは、やっぱり「食べたくない状態」と言えると思います。

例えば・・・

・過食の時だけ、キライなものまで、食べてしまう
・冷凍してあったものを、そのまま食べてしまう
・飲み物なしで、同じような味(大抵、甘い物)をどんどん食べてしまう…etc.

私のが過食だったころは、「もぉーーー!」という怒りや不満が爆発した時、起こりやすかったです。

そして、普段はかなりセーブしていた菓子パンを詰め込んでました。
目の色変えて。。。

ガマンでは止まらない過食が、ホントに止まる時

勘違いされている方が多いのは・・・

「ガマン」です。

過食が止まらない・治らないのは、ガマンが足りない・・・という考え方は、勘違いだと思っています。

ガマンしても止まらない
ガマンすればするほど悪化する

こうした経験をすること自体は、意味があると思います。
ガマンではダメなんだと気付いて、行動を変えていければ、の話ですが^^;;

様々な卒業クライアント様を輩出していますが・・・
卒業クライアント様からとてもよくいただく声は、

「『過食したい!』と思わなくなった」

です。
ホント、共通しています。

この言葉が出る時、感動します!!!

カウンセリングで、過食から回復されていく方には、「過食が辞めれてスゴイ!」よりも、「なぜ辞めれるようになったか」「過食が減った理由を、どう考えるか」を大切に話し合っていきます。

こうして、

自分の頭で考え
自分の心で感じ
試行錯誤しながら言葉にしていく

さらに、自分の言葉を自分の耳で聞く、という作業を繰り返すことにより、「自分を知る」ことにつながっていくと考えます。

話が戻りますが・・・

「過食したいと思わなくなった」という段階で、摂食障害専門カウンセリングでは、こんな質問を少しずつしていきます。

・以前は、なぜ過食したい!が強かったのか

・過食したい!という気持ちが湧きやすかったタイミングは?

・同じタイミングでも、今は「過食したい!」につながらないのは、何が違うんだろう?

私は、「過食しなくなった」という出来事だけで、あまり誉めることはしません。

なぜなら、「過食なし」だけで、その背景にある理由・考え・気持ちが分からないからです。

また、過食が止まる時だけでなく、過食が増えた時も、同じように言葉にしていくと、その背景がみえてくるかもしれません。

過食が止まるためには、あなた自身が「止まる時間」って気づいていますか?

・今の仕事を止めたい
・辞めて一旦考えたい
・周りの変化についていけない。

「止まる」ことを欲している状態が、摂食障害ではないでしょうか?
あなた自身も、ホントは「知立ち止まって考えたい」「休みたい」という自分の気持ちに気付いているのではないでしょうか?

私は、摂食障害の方には「ちゃんと休むこと」が何よりも大切だと思っています。

◆私の摂食障害が劇的に回復した方法

完全休養で、私の摂食障害が劇的に回復に向かった話