摂食障害を受け入れる、ということ


摂食障害専門カウンセリング
中村綾子です。

摂食障害をなかなか受け入れられない方は多いです。
受け入れられないと、やっぱり「治ろう」とは思えないです。

今回は、「摂食障害を受け入れる」についてお届けします。

・摂食障害と自覚がない方
・摂食障害と診断されたけれど、「自分はちがう」と心のどこかで思っている方
・摂食障害を「治そう」と思えない方

などに向けてお届けします。
摂食障害のご本人様だけではなく、ご家族の方にもオススメします。

公認心理師・中村綾子
プロフィール
著書一覧

摂食障害を受け入れていない時、よくある気持ち

・摂食障害だけど、元気!と思っている
・細くて何が悪いの!?と思っている
・「治すことが大事!」と言われてもピンとこない・・・etc.

ご家族も同様です。
ご家族が摂食障害を受け入れられていない時に、よくある気持ち・言葉とは

・難病っていわれても、、、元気だし・・。
・「本人がやりたいっていうので、●●をやらせています」
・新しい学校に行ったら、気持ちも変わるんじゃないかと思って・・・etc.

いかがでしょうか?

受け入れられていないと、どんな悪化している状態であっても、ホントの意味での回復は進みません。
受け入れていないと、「休んでいるけど、(心は)休めていない」状態に陥ります。

まずは、上記の気持ち・言葉に当てはまるかどうかをチェックしてみてくださいね。

私が摂食障害を受け入れるまで

私の場合、拒食症は、ダイエットがきっかけではなく、いつの間にかどんどん食べられなくなっていき、体重が減っていきました。

「ダイエットと摂食障害」については、また後日、じっくり考えてみたいと思っています。

また、「いつ受け入れることが出来たか?」ですが、これは、やっぱり〇月〇日という、ハッキリとして日付はありません。

強制的に自覚させられたのは・・・

・大学院の教授から、「中村さんも食が細いの?」と遠回しに問われた時
・通院先で、入院体重を聞かされた時
・休学するしか無かった時・・・etc.

ハッキリ「受け入れた」と思えたのが、いつなのか分かりません。
私が、「治そう!」と本気で思えたのは、拒食だけの時ではなく、過食が始まった後でもなく、就職活動に全敗した頃です。

「受け入れた=治そう」と完全に一致するかどうかは分かりませんが、ホントに危機感を持ったのは「働けない自分」「自活できない自分」を痛感した時期でした。

それは、摂食障害とはじめて診断されてから、4~5年が経過した後でした。

でも、勘違いしないでください。
「待って入ればいい」ということではありません。

私は、後悔しています。
時間は取り戻せないからです。

もっと早く治療に真剣になればよかった。
もっと自分で、治療法を調べればよかった。
もっと、薬のデメリットを知っておけばよかった・・・etc.

たくさんの後悔があります。
たくさんの失った時間があります。

だから、「受け入れること」が完璧にできる状態まで、待つのはキケンです。

そして、体重が超低体重だから、摂食障害だと受け入れやすいかというと、それも違うと思います。

結局は、心だからです。
体重が40㎏台でも、50kg台になっても、「心が重度の摂食障害」という方は、たくさんいらっしゃいます。

見た目がフツーだからこそ、心の回復が、長年にわたり放置されてしまっている事実もあります。

普通の身体なのに、食べているものは野菜だけだったり。
普通に見えるのに、頭の中は、いつもカロリー計算をしていたり。
体型は普通なのに、体調はフラフラでやる気が全くわかない状態だったり。

体重だけで、拒食症を診断するのは、病院の役割です。
命がキケンな場合は、それも必要です。

でも、ホントに大切なのは、あなたの心ではないでしょうか?

このブログを読んでいるあなたは、摂食障害について少しは危機感を抱いているはずです。
摂食障害が関係ない人は、このブログを見つけることなんて、無かったはずです。

だからこそ、体重に関係なく、心をみてください。
1日も早く、よき治療者(医師・カウンセラー)と出会ってください。

私は摂食障害の経験者として、卒業まで導くカウンセリングをご提供しています!
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