摂食障害専門カウンセリング
中村綾子です。
超・久々に「母に聞いてみましたシリーズ」です。
久々すぎますね(笑)。
カウンセリングの選び方の話をしていたら、急に母が昔のことを話してくれたので、断片的になりますが、記載してみます。
驚いて…これまで話してきたことが、(次のカウンセラーに)伝わっているのかどうか不安だった。
自分から(カウンセラーを)変わりたくて変わったわけじゃないのに。。。
当時の怒り。
電話越しにつたわってきましたね(笑)。
まずは、経緯を説明します。
私が、精神科医の先生ひとりでやっているクリニックに通院していました。
母は、その先生からカウンセリングを勧められました。
「娘さんの悪口でもいいから、カウンセラーと話してみたら」
こんなやり取りだったと聞いています。
(今から思えば、カウンセリングの導入の仕方でこれはどうなの!?という感じですが…)
そして、
私はこれまで通り通院。
母は別日に、クリニック内のカウンセリング室でカウンセラーと会う、ということになりました。
しばらくして…
私が通院している時、これまでと違うカウンセラーの姿がありました。
ほぼ同時期、母から新しいカウンセラーになったという話がありました。
私のうっすら残っている記憶からすると、
母は前カウンセラーから、「●月で、退職することになりました。次からは新しいカウンセラーになります」と言われたはずですが、母自身の記憶にはないようです。。。
こうした退職話も、やっぱり突然で。
母として、●●クリニックに通っている限り、●●先生がずーっと担当するという感覚と同じで、同じクリニックに通っているのにカウンセラーだけが変わってしまう…というのは、上記の通り「驚いた」ことだったみたいです。
そして、自分がカウンセラーを交代したいという希望があったわけではないのに、まだ「同じ場所」に通っているのに、カウンセラーだけが変わってしまう…というのは、想定外だったみたいです。
カウンセラーが交代になるデメリット
カウンセラー交代のデメリットは、残念ながら大きいです。
カウンセリングとは、信頼関係ですから。
カウンセラーにもいろんな考え方がありますので、●●療法という専門性さえ身に付けていればいい、という人もいます。
しかし、高度な●●療法であっても、やはりカウンセリングは「人 と 人」の関わりです。
大抵の場合、引継ぎはされていますし、新しいカウンセラーも以前の記録は読めるはずなので、「まったく話がちがう!」ことにはならないかなぁと思います。
ただ、これからカウンセラーを探す方は、カウンセラー職の雇用形態として、ほとんどが1年契約&非常勤(ほぼアルバイト)のため、ほとんどのカウンセラーが次の転職先を狙っていることを知っておきましょう。
カウンセラーが複数いたほうが、カウンセリングの質が高い??
これはYESとは言い難いです。
上記の通り、カウンセラーの入れ替わりはよくあることです。
また週1回勤務もよくあります。
複数のカウンセラーがいるから、症例についてよく検討されてカウンセリングの質を切磋琢磨していると期待しがちですが…
実際は、そこまでじっくり検討したり1例ずつのカウンセリングについて意見交換する時間はないことが多いのではないでしょうか?
もちろん、私はクリニックに勤めたことはないので、同業者カウンセラーの仕事を見聞きした範囲ですが…
つまり、
カウンセリングの質は、所属するカウンセラーの人数と直接関係ない、と言えるかもしれません。
カウンセリングの質は、人数よりもカウンセラー次第だと思います。
カウンセラーのプロフィールなどをしっかり読み込んで、この人なら信頼できると思える方を選んでみてくださいね。
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上記の通り、母が経験したカウンセラー交代のクリニックは、たくさん通った中での1つのクリニックに過ぎません。
私は、約7年間の摂食障害の間、転院10回を経験しています。
気軽な転院はよくないと思いますが、転院を繰り返してきたからこそ、「選び方のコツ」をお届けします!
・初診予約の前に電話で確認する3つのこと
・主治医・カウンセラーとの相性は、まず●●の第一印象で判断できる
・「病院/カウンセリングに行きたくない」と言い出した時の考え方…etc.
お母様こそ、「どうやって選べばいいのか分からない」と悩みを抱えている方が多い印象です。
ぜひ、この機会にセミナーで学んでみませんか?
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