病院・カウンセリングの選び方

公認心理師と自称カウンセラーのちがい

公認心理師・中村綾子です。

 

第3回公認心理師試験に合格して、2021年に登録して、公認心理師になりました。

 

カウンセラーという仕事は、「私はカウンセラーです!」といえば

 

いつでも
だれでも
どんな内容でも

 

カウンセリングが成り立ってしまいます。

 

実際、

 

美容にに行っても
歯医者さんにいっても
エステに行っても

 

「ちょっと話を聞く」だけで、「カウンセリングを行います」という言葉が使われています。

 

公認心理師の資格を取る前も、私は「カウンセリングという言葉が使われ過ぎている現状」がすごくイヤでした。

 

けれど、公認心理師の資格を取る前の私は、世間一般からみれば「自称カウンセラー」と同じでした。

 

それも、すごくイヤでした。
なぜなら、小学生時代にカウンセラーになると決めて、18歳からずっと心理学・臨床心理学を学んできたからです。

 

では、今回のブログ記事では、

 

・公認心理師と自称カウンセラーのちがい
・公認心理師なら「確実」か?
・公認心理師の選び方

 

についてお届けします!

公認心理師と自称カウンセラーのちがい

 

これは上記の通り…

カウンセラーは、誰でも「カウンセラーです!」と言えばカウンセラーと名乗ることができます。

 

様々な民間資格がとても沢山あります。
私が過去にしらべた時には、2日間で取得できる通信講座もありました。

 

・●●認定カウンセラー
・●●心理士
・●●相談員…etc.

 

というのは、民間資格です。

 

民間資格だからダメという意味ではありませんが、中身の「質」はかなりバラバラです。

 

ちなみに、クリニック/病院に勤めているカウンセラーならイイのか?というご質問もいただきますが…それは、病院長(経営者)の考え方次第です。

 

以前のメルマガでもお話しましたが、大学院生時代にクリニックでアルバイトしている人も結構な割合でいました。

つまり、まだ学生です。

公認心理師なら「確実」か?

では、公認心理師という国家資格をもった人なら「確実」と言えるか?について考えてみます。

 

残念ながら…「確実」とは言い難いです。。。

 

特に、2022年までの公認心理師試験では、幅広い職種の人に受験資格があります。
心理とは関係ないんじゃないの…と思うような職種であっても、「5年以上の実務経験が認められれば」という条件で受験資格があります。

 

私は、2013年から開業していますので、2020年の時点で「5年以上」をクリアして、この方法(Gルート)で受験・合格しました。

 

受験資格があって
当日のマークシートで基準点を超えて
登録したら

 

公認心理師という国家資格が手に入るのが、現状です。

 

だからこそ、「公認心理師」という資格は大切ですが、資格以上に「選び方」が大切になってきます。

公認心理師の選び方

まもな開催するセミナー:失敗しない!摂食障害の病院・カウンセリングの選び方セミナーでは、はじめてインターネットで検索して病院/カウンセリングのホームページを開いた時に見方からご説明しています。

 

「公認心理師」という資格を確認するだけではなく、

 

・学歴
・専門分野
・これまでの職歴

 

などを合わせてみていくことが大切だと思っています。

 

ちなみに、私は公認心理師を持つ、唯一の摂食障害専門カウンセラーです(私の知る限りでは)。

 

非常に稀な存在と、同業者の先生方から言われます(笑)。

 

選び方こそ、摂食障害の回復の第一歩です。
ぜひ、この機会に失敗しない選び方を身に付けていきませんか?

 

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失敗しない!摂食障害の病院・カウンセリングの選び方セミナー

*「録画参加」がちょっとオトクかもしれません(笑)。