公認心理師・中村綾子です。
『カウンセリング開業のリアル』の著者です。
起業したい!という女性は、カウンセラーに限らず大勢いますが…
・「好き」を仕事にしたいから
・●●が得意だから
・自分の時間がほしいから
といった理由だけで、起業してしまっていませんか?
そして、起業した後に、
・「好き」だけじゃ仕事にならないんだ…
・SNSに疲れた…
・自由な時間がない…
といった悩みを抱える傾向があります。
私は、開業8年です。
もちろん、当初からすべて決まっていたわけではありませんが、「起業とは?」と考え続ける中で、見出してきた1つの答があります。
起業とは、未来を叶えること
未来とは、、、
お客様の未来
自分の未来
の両方を叶えることが、起業の両輪だと思っています。
単に、商品が売れればいいわけじゃない。
単に、生活できるだけの利益が出ればいいわけじゃない。
もっと、大きなビジョンです。
こうしたビジョンがあるからこそ、イチ個人が起業する意味があると思っています。
では、具体的にお客様の未来を叶えるとは?という話を続けます。
起業して、お客様の未来を叶えるとは?
よくある起業女子ですが…
・お菓子を作って、多くの人に食べてもらいたい
・アクセサリーを作るのが得意だからネットショップで売りたい…
という声です。
売れればいい、でしょうか?
売って終わり、でしょうか?
私は違うと思っています。
上記は一例ですが、「お菓子のお店」で考えてみます。
お菓子作りが得意
↓
アレルギー対応のお菓子を開発・販売
↓
アレルギーに悩む親子が購入
↓
これまで叶えられなかった
・友達とお菓子をシェアする体験
・親子でワイワイお菓子を楽しむ時間
・一緒にたべる美味しさ…
起業で開発・商品化した「アレルギー対応のお菓子」で、これまで手に入らなかった「友だちとの時間」が手に入るようになる…。
こうしたストーリーを描くこところ、イチ個人が起業する意味があるのです!
商品が売れればいいっていうだけじゃない。
商品の売り上げで生活さえできればいいわけじゃない。
もっと先の未来を描いて、起業していますか?
そこのワクワクはありますか?
起業して、自分の未来を叶えるとは?
*先日のホテル泊
お客さまを大切にすることは大切ですが、起業した後の自分の生活を犠牲にするのはよくないと思っています。
つまり、起業して「自分の未来」も同時に叶えていくことが大切です。
・お客様の未来
・自分の未来
この2つは、起業の両輪です!
どんな生活をして、どんな未来を手にいれますか?
*急に「行きたい!」と思えば、行くことができる余裕
私の場合、起業して5年経つ頃から、だんだんカタチになってきたと思っています。
・カウンセリング日を週3日に限定する
・完全オンライン化
・海外と日本を行ったり来たりした生活…etc.
カウンセリング日を週3日にしようと決めたのは、これまでのいろんな想いがありました。
ある本から影響を受けたこと
摂食障害時代、社会復帰に悩んでいた時に考えたこと
この週3日の働き方については、別のブログ記事や講座でお話していきたいと思います。
週3日とも、完全オンライン化とも重なりますが、海外と日本を行ったり来たりする生活は、2019年にカナダ旅行したのがきっかけです。
起業当初から、海外在住の方から、カウンセリングや開業相談のお申込みをいただいています。
そのため「日本だけ」に居続ける必要はないと考えるようになりました。
さらに、高校時代からカナダ留学していたので、「英語バージョンの私」と「日本語バージョンの私」という使い分けに心地よさを感じています(もちろん、今は英語低迷中なので、課題は大きいですが(^▽^;)
せっかく、ネット社会に生きているのですから。
もっと自由になっていい。
私は、起業している方にも、これから起業を目指す方にも、「未来を描く」ことで自分の生活を手に入れる方法をお伝えしたいと思っています。
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