拒食症も過食症も治し方は、フツーの病気やケガと同じです。
摂食障害専門カウンセラー中村綾子です。
→【動画】私の摂食障害克服ストーリー
摂食障害と分かってから、治らない自分にイライラしたり、ずっと治らないままなのかなぁと落ち込んだりしていませんか?
【治し方】摂食障害は、病気です。
摂食障害をよくわからない病気と考えてしまう方が多いようですが…
治し方は、基本的にはフツーの病気やケガと同じです。
風邪で熱がでれば、休みますよね?
学校休んで、自宅で寝る。
しかし、摂食障害なのに、動き回っていませんか?
自宅療養をしている方でも、
なぜか勉強していたり
なぜかお手伝いをしていたり
「休む」ことがないまま、摂食障害を長引かせていませんか?
ケガの場合も、同じです。
骨折なら、ギプスなどで【固定】する場合がほとんどです。
【固定】して、動かないようにする。
つまり、無理やりでも休ませているのです。
一方で、摂食障害の場合は、無理やり休むという発想すら持っていないのではないでしょうか?
摂食障害は心の病気です。
上記の通り、摂食障害でも身体の休養は大切です。
しかし、摂食障害は「心の病気」ですから、本当の意味で心が休めているか否かがとても大切です。
身体は休んでいるはずなのに、心が休めていないと…
・休学しているのに、過食がとまらない
・自宅療養なのに、家でリラックスできない
・ゆっくりしようと思っても、何かしていないと落ち着かない
という状態になり、ご家族は「家で何もしていないのに、どうして治っていかないの!?」と思ってしまうかもしれません。
休学して家にいれば、身体の動きは減っていることと思います。
しかし、頭の中が常に不安でいっぱいだったり、イライラしたり、落ち着かなかったり…という状態であれば、やはり心が休まらないのではないでしょうか。
【摂食障害と休養】読んでおきたいブログ記事4選
摂食障害と休養。
4回シリーズでお届けしています!
ぜひ、順番に読んでみてください。
■摂食障害と休養
1回目:私が休めなかった時代:やりたいことをやれば摂食障害は治ると思っていた
2回目:摂食障害で入院・休学しても、心が休めなかった時代
3回目:完全休養で、私の摂食障害が劇的に回復に向かった話
4回目:【番外編】休養しない・休養できない状況で摂食障害が治る人たち
「完全休養」については、繰り返しお伝えしていますが、本当に「心が吹っ切れる」状態になって休める方は少ないです。長期間かけることよりも、やっぱり心の状態が、回復につながる休養か否かを決めますから。
「休み方」についてのご相談も、受付中です。
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*中高生の娘を持つお母様方に多くご利用いただいています。
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