【働き方】分身ロボットカフェから学ぶ、在宅ワークの可能性

東京ひとり旅。特別なカフェで感動しました!

公認心理師・中村綾子です。

今回、東京で訪れた1番たのしく、そして感動した場所はこちらのカフェです。

分身ロボットカフェ

AIではなく、「人」が遠隔操作でロボットを動かしたり、おしゃべりしたりします。くわしくは後述します。


*注文したドリンクを運んできてくれる様子。

私がはじめて、こちらの分身ロボットカフェを知ったのは、こちらのブログからでした。

私が、実際に訪れるまで3年も時間が経過してしまいましたが…

一言でいうなら、

感動しました!!!

全国(海外の方も)にお住まいの身体の不自由な方と、遠隔でつながっていて、おしゃべりができます。

私は2人の女性の方とお話ししました!

おひとりは、通信制大学に在籍中の方で、はじめてのお仕事がこちらのパイロットだったとのことでした。

*分身ロボットを操作している方はパイロットと呼ばれています。

もうひとりは、ずっと地域の一般的な学校に通われて、大学院(しかも心理学!)を修了されてから、

分身ロボットカフェ
病院の受付
学校

などで、フルタイムに近い状態でお仕事されているとのことでした。

病院の受付も学校も、同じく分身ロボットで就労されているそうです。

凄すぎ。。。

「フツーに働く」への疑問

私のおじが、筋ジストロフィーで障碍者だったことや、私自身が摂食障害で就活に非常に苦労したことから、

・新卒採用って何?
・フルタイムじゃないと、責任ある仕事はできないの?
・毎朝、「通勤」する必要はある?

と、「働き方」について、非常に強い疑問を持っています。

こうした障害をお持ちの方が、自宅から遠隔で、働く時間をえらんでお仕事できる…というのも素晴らしいですが、本来は、

障害があっても無くても
長時間でも短時間でも

在宅で、自由にえらべることが当たり前に社会になったら…

本当の意味で「働き方」が変わるのではないでしょうか。

摂食障害が治っても歓迎されない社会の壁

私自身の話になりますが…大学院をやめてから1年後に、はじめて正社員の就職活動をしました。

キャリアのない中途採用は、どこにいっても歓迎されない…ということを初めて知ったのも、この時期でした。

その時、

バリバリ働く VS フリーター

という両極端な二者択一しかない働き方に、とても疑問を抱きました。

ハローワークでも「メンタルで…」「毎日はちょっと働けないかも…」と言うとすぐに、

「手帳持っていますか?」

と聞かれました。

つまり、障碍者枠で採用してもらえるところを考えますか?という意味です。

午前中だけ
週3日だけ

であっても、一生懸命に働く…という働き方は許されないんだ…と痛感したのでした。

これが、当時の私にとって、「摂食障害が治っても歓迎されない社会の壁」でした。

前職で自宅パン教室をやっていたのも、こうした「社会の壁」を痛感したので、「それしかなかった」と言えます。

もちろんパン作りは好きですが。

働き方は、もっと自由になれる

働き方ってもっと自由でいいですよね。

私は、カウンセラーとしての新しい働き方をサポートするために、開業コンサルティングや講座をご提供しています。

もっと自由に
もっとわがままに。

一緒に叶えていきませんか。

もっとわがままに働きたい方へ

■開業コンサルティング、新規受付中!