【拒食症】カロリーの恐怖から解放された実話


サバトマト。購入したばかりのガラス保存容器をフル活用中。

摂食障害専門カウンセラーの中村綾子です。

お嬢様の拒食症でお悩みのお母様へ。
私自身、かつて拒食症でずっとカロリーに縛られた生活をしてきました。

今回のブログは「カロリー恐怖からの解放」についてお届けます。

拒食症時代の私の状態

フラフラして倒れそうな時でさえ、アメ1粒が怖くて食べられない

小さなお菓子1つでも、必ずカロリー表示を確認

カロリー計算に膨大な時間を費やす

「食べても良いか」と何時間も悩み、結局食べられない…etc.

同じような症状に、お嬢様も苦しんでいらっしゃるのではないでしょうか。

現在の私(回復後)の状態

カロリー表示を気にせず食事を楽しめる

夕食後のデザートも適度に楽しめる

食事の量や内容に対する強迫的な考えから解放

大好きなパン作りの趣味も、本格的に再開

⇒YouTubeでもパン作り動画を投稿中!

拒食症の克服:お母様へのメッセージ

拒食症は必ず「卒業」できる病気です(卒業基準はこちら)。

今、とてもツライ日々がつづいているかもしれませんが、お母様の接し方次第で必ず回復への道があります。

特に「カロリー恐怖」は、回復過程で必ず改善される症状の一つです。

今は1口でも食べる量を増やすことがコワイという状態でも、相性のいい治療者に出会いじっくり取り組めば、これまで通りの生活を取り戻すことができます。

私は11年以上、摂食障害専門カウンセラーとして多くの方の回復をサポートしてきました。

その経験から、お伝えできることがあります。

お嬢様の回復のために、まずお母様ご自身が「治る」という希望を持ち、お母様自身が「接し方」と見直していくことが大切です。

拒食症の回復のための個別ドバイスや、家族としての接し方を知りたい方は、お母様のための摂食障害専門カウンセリングを受講されることをオススメします。

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