
*私のリアル食生活(笑)。サバ缶と野菜炒め
摂食障害専門カウンセラー中村綾子です。
拒食症から過食になって、どんどん体重が増えていく時、本当に嫌でした。
太っていく自分が許せなくて。
痩せたいのに過食が辞められなくて。
しかし、摂食障害時代の回復のなかで、私にとって大きな変化のひとつが「自分に合った体重」を知ることでした。
身体も心も元気でいられる体重。
それが「自分に合った体重」であり、私はその体重のことを「快適体重」と読んでいます。
世の中には
「痩せていたほうが良い」
「あと2kg落とせばキレイ」
「痩せる●●」
などの言葉があふれています。
SNSを見れば、ダイエット情報が毎日のように流れてきてます。
私の摂食障害時代は、ダイエット情報から、つい焦ってしまったり、「自分も痩せなきゃ!」と思ったりする日々を、ずーっと繰り返してきました。
でも、私はあるときから、「このくらいが一番調子がいい」という体の感覚を大事にするようになりました。
その体重になってから、明らかに変わったことがあります。
(1) SNSのダイエット情報に振り回されなくなった
誰かの成功談やビフォーアフター写真を見ても、「私は私」と思えるようになったんです。
・超短期間で痩せる方法
・ある食べ物を食べれば痩せるという情報
・モデルたちの「拒食症!?」と思える低体重…
こうした情報を目にしても、「あ~。そうですか」と、気に留め無くなりました(笑)。
(2) 体型の気になる部分にも“しょうがない”って思えるようになった
快適体重になったからといって、自分の身体がパーフェクトではありません。
ぜんぜん引き締まっていないし、気になるところはいっぱいあります(笑)。
たとえば、私は二の腕。
二の腕がプニュプニュなのが昔から気になっているものの、「しょーがない!」と思っていまます。
仕事中は、ジャケットを着て隠せばいいし。
そもそも冷え性だから、ノースリーブなんて着ないし。
外出先なら、冷房が強い場所は苦手だし。
今の身体は、
パーフェクトでもない
大好きでもない。
でも、それが「自分の身体」で、それでいいって思っています。
(3)何か食べたいソワソワが解消
「やせなきゃ」
「太るかも」と
考え続けていた時は…
心がずっとソワソワしていて、いつも「何か食べたい」と思っていました。
快適体重が見つかってから、ソワソワ感が消えました。
摂食障害を克服するために大事な考え方「食べ方とは、生き方」
食べ方が定まったから、自分の生き方を冷静に考えられるようになりました。
生き方が定まったから、食べ方も落ち着きました。
どちらか一方ではなく、快適体重を見つけていくには、それぞれ必要なのです。
食べ方は生き方なのだから、【両方向】が大事ですよね。
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